子供用iPadが欲しいです | iPad 修理実績

私の愛用しているiPad miniを6歳の息子にほぼ専用されるようになってしまいました。
息子には発達障害があります。
言葉よるコミュニケーションが難しく、普通の子が楽しんで遊ぶようなオモチャやゲームなどでうまく遊ぶことができません。
しかしiPadの操作はいつの間にか覚え、すいすいと自分で遊ぶようになりました。
好きなアプリは「太鼓の達人」やミキハウスの「うごかき」です。
自分で遊びを見つけて楽しむということが難しかった息子が、iPadを使ってきちんと操作して楽しんでいる姿は親としては感動的でもあります。
ちなみに小さな手には通常の大きさのiPadよりもminiのほうが使いやすいみたいです。
そしてなによりiPadで助かっていることがあります。
これはコミュニケーションツールです。
息子は、要求を言葉で表すことが難しいので私に伝わらずイライラして暴れたり、問題行動が多くありました。
療育では食べ物やお茶の絵カードを使い「おなかがすいた」「のどがかわいた」ということを伝えるように指導されてきました。
しかし、日常生活のなかで常に絵カードを持ち歩くというのはなかなか難しいことでした。
そこでiPadのコミュニケーションツールである「ねえ、きいて」のアプリに助けられています。
このアプリは、例えばお茶の絵をタッチすると「おちゃのみたい」と音声が出ます。
他にも「ごはんたべたい」「こうえんいきたい」「トイレいきたい」など様々です。
息子はiPadという自分で自信をもって操作ができるものを使って、私に要求を伝えられるということで安心感を得たようで生活が安定してきました。
今ではiPad自体が息子の安定剤になっているようです。
ただ、扱いが乱暴なのでいつか壊れるのではないかとハラハラする毎日です。
幸い高いところから落としても画面が割れたことがないので（ケースは割れましたが）本体はとても丈夫だと思います。
願わくばminiのように小さく、あまり機能は多くなくても良いのでとにかく丈夫なものを、子供用iPadとして発売してくれたらいいなと期待しています。