iPhoneの画面ロックが解除できない7つの原因と、対処法まとめ

2024年4月18日

iPhoneのセキュリティ対策として不可欠な「画面ロック」ですが、iPhoneのトラブルで多いのが「画面ロックを解除できない」というもの。
画面ロックが解除できないと、iPhoneが使えないのでとても困りますよね。
そこでこの記事では、iPhoneの画面ロックが解除できない6つの原因と、その対処法をご紹介します。

※この記事の情報は、2024年1月時点のものとなります
※機種・バージョンによっては内容が異なることがあります

◆◇◆ 目次 ◆◇◆
■iPhoneの画面ロックが解除できない原因は?
 ・①生体認証機能のエラー
 ・②パスコードが間違っている
 ・③iOSのエラー
 ・④リモートロックされている
 ・⑤アクティベーションロックがかかっている
 ・⑥iPhoneの乗っ取り
 ・⑦iPhoneの故障
■iPhoneの画面ロックが解除できないときの対処法
 ・iPhoneの自動ロック設定をオフにする
 ・生体認証機能を設定し直す
 ・パスコードを何度か入力してみる
 ・iOSをアップデートする
 ・リモートロックを解除する
 ・iPhoneを初期化する
■iPhoneを初期化する方法
 ・「iPhoneを探す」をオンにしている場合
 ・「iPhoneを探す」をオフにしている場合
 ・パスコードを10回誤入力する
■iPhoneが故障している場合は
 ・Appleで修理する
 ・携帯キャリアで修理する
 ・第三者修理店で修理する
■iPhoneの故障なら、スマホ修理王へ

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iPhoneの画面ロックが解除できない原因は?

iPhoneの画面ロックが解除できない原因は?

iPhoneの画面ロックが解除できない原因として考えられるのは、以下の7点。

①生体認証機能のエラー
②パスコードが間違っている
③iOSのエラー
④リモートロックされている
⑤アクティベーションロックがかかっている
⑥iPhoneの乗っ取り
⑦iPhoneの故障

まずは、画面ロックが解除できない原因を探り当て、その後で対処法を実践してみましょう。

①生体認証機能のエラー

近年発売されたiPhoneには、指紋認証や顔認証といった生体認証機能が搭載されています。
生体認証機能を利用すれば、画面ロックを解除するのにパスコードを入力する手間を省くことができるので、設定している方も多いのではないでしょうか。

そんな便利な生体認証機能ですが、画面ロックが解除できないときは生体認証機能に何らかのエラーが発生している可能性があります。
「生体認証でのみ、画面ロックを解除できない」
「生体認証機能が反応したり、しなかったりする」
などの心当たりがある場合は、生体認証機能を設定し直すことで問題が解決する可能性があります。

生体機能のエラーが疑われる場合は、後述する「生体認証機能を設定し直す」の項目をご参照ください。

②パスコードが間違っている

パスコードを入力しても画面ロックを解除できない場合は、パスコードが間違っている可能性があります。

普段から生体認証機能を利用していると、パスコードを入力する機会は少なくなります。
その結果、「パスコードがわからなくなった」「忘れてしまった」となることもしばしば。
このケースでやっかいなのが、パスコードの入力を間違えるとiPhoneに使用制限がかかるということ。
入力を10回間違えると、データが初期化されてしまうこともあるので注意が必要です。

詳細については、後述する「パスコードを何度か入力してみる」をご参照ください。

③iOSのエラー

iOSを自動アップデートするよう設定していない場合などにありがちですが、iOSをバージョンアップせずに放置してしまってはいないでしょうか?
iOSのバージョンが古いとiPhoneの動作が不安定になることがあります。
画面ロックを解除できたり、できなかったりするような場合は、後述する「iOSをアップデートする」を参照し、最新のバージョンにアップデートしてください。

④リモートロックされている

iPhoneは、不正利用防止のために「リモートロック」をかけることができます。
iPhoneがリモートロックされていると、画面ロックを解除することができません。
自分自身でかけた覚えがなくても、ご家族や同居人がPCやスマホからリモートロックをかけている可能性もあるので、心当たりがある場合は確認してみましょう。
リモートロックを解除したい場合は、後述する「リモートロックを解除する」をご参照ください。

⑤アクティベーションロックがかかっている

購入した中古のiPhoneで「iPhoneは所有者にロックされています」という表示が出る場合、そのiPhoneにはアクティベーションロックがかかっている可能性があります。
アクティベーションロックとは、iPhoneを紛失しても第三者に悪用されないよう保護する仕組みのこと。
中古iPhoneの元の利用者が、iPhoneを「探す」機能をオンにしたまま初期化してしまうと、アクティベーションロックがかかったままになり、第三者では解除できなくなります。

アクティベーションロックを解除するには、そのiPhoneの前所有者のApple IDとパスワードが必要です。
もしどうしてもApple IDとパスワードがわからない場合は、Appleのサポートにご相談ください。
Appleサポート

⑥iPhoneの乗っ取り

画面ロックを解除できない場合、最悪のケースとして考えられるのが「iPhoneの乗っ取り」。
iPhoneの乗っ取りが原因である場合は、画面ロックの解除に必要な生体認証やパスコードなどが変更されている可能性があります。
個人情報や財産が盗まれてしまう前に、速やかな対策が必要です。

Apple IDの不正利用が疑われる場合、Appleが公式に発信している対処法を実行してください。
Apple HP

⑦iPhoneの故障

「画面のタッチ操作がうまく反応しない」
「ホームボタンを押せない」
など、物理的な故障が原因で、画面ロックを解除できないケースもあります。

なお、これらの故障が原因の場合は、ユーザー側でできる対処法はありません。
完全に操作ができなくなってしまう前に、速やかに修理に出しましょう。
iPhoneの修理については、後述する「iPhoneが故障している場合は」の項目をご参照ください。

iPhoneの画面ロックが解除できないときの対処法

iPhoneの画面ロックが解除できないときの対処法

iPhoneの画面ロックを解除できない原因を突き止めたら、以下でご紹介する対処法を実行してみましょう。

iPhoneの自動ロック設定をオフにする

画面ロックの解除ができたりできなかったりする場合は、まずロック解除できたタイミングを狙ってiPhoneの自動ロック設定をオフにしておきましょう。
自動ロック設定をオフにしておけば、勝手に画面がロックされることがなくなるので、「対処法を確認している途中で画面ロックされて、解除できない・・・」といった面倒な事態を防ぐことができます。

iPhoneの自動ロック設定をオフにする手順
  1. 設定
  2. 画面表示と明るさ
  3. 自動ロック
  4. 「なし」にチェック

生体認証機能を設定し直す

生体認証機能がうまく反応しないときは、生体認証を設定し直すことで解決する可能性があります。
生体認証機能を設定し直す手順は、以下の通りです。

生体認証機能を設定し直す手順
  1. 設定
  2. Touch(Face) IDとパスコード
  3. パスコードを入力
  4. 指紋を追加(またはFace IDを設定)
  5. 生体認証を登録し直す

パスコードを何度か入力してみる

パスコードをどうしても思い出せない場合は、最終的にiPhoneを初期化するしかありません。
その場合は残念ですが、バックアップを取っていないデータはすべて失われてしまいます。

しかしどうせ初期化をするのなら、諦める前に「心当たりのあるパスコードを何度か入力してみる」のがおすすめ。
まずは以下をご確認ください。

パスコードの入力ミスによる使用制限について

5回まで:使用制限なし
6回:1分間使用不可
7回:5分間使用不可
8回:15分間使用不可
9回:1時間使用不可
10回:iPhoneの自動初期化
(自動初期化を設定していない場合は、1時間使用不可)
11回:完全使用不可で、「iTunesに接続」と表示される
(自動初期化を設定していない場合)

上記のように、9回目までのミスであれば、使用制限はかかるもののiPhoneが初期化されることはありません。

iOSをアップデートする

iOSのバージョンが古いとiPhoneの動作が不安定になるので、以下の手順でアップデートをしてみましょう。
また、自動アップデート設定がオフになっている場合は、オンに設定し直すことをおすすめします。

iOSをアップデートする手順
  1. 設定
  2. 一般
  3. ソフトウェアアップデート
  4. 自動アップデート⇒すべての設定をオン
  5. 戻る
  6. 今すぐアップデート

リモートロックを解除する

iPhoneにかかったリモートロックを解除する手順は、以下の通りです。

iPhoneのリモートロックを解除する手順
  1. https://www.icloud.com/」にアクセス
  2. Apple ID・パスワードを入力
  3. iPhoneを探す
  4. すべてのデバイス
  5. リモートロックを解除したいiPhoneを選択
  6. 紛失モード停止

iPhoneを初期化する

どうしても画面ロックを解除できない場合の最終手段は、iPhoneの初期化。
iPhoneを初期化することで、画面ロックを解除できない原因となるエラーを解消したり、パスコードを設定し直したりすることができます。

画面ロックが解除できないときの初期化方法については、次の項目で詳しく解説していきます。

iPhoneを初期化する方法

iPhoneを初期化する方法

画面ロックが解除できない場合は、以下の方法で初期化を実行してみてください。

「iPhoneを探す」をオンにしている場合

「iPhoneを探す」機能をオンにしている場合は、iCloudにアクセスしてiPhoneを初期化することができます。

iCloudから初期化する手順
  1. https://www.icloud.com/」にアクセス
  2. Apple ID・パスワードを入力
  3. iPhoneを探す
  4. すべてのデバイス
  5. 初期化したいiPhoneを選択
  6. iPhoneを消去

「iPhoneを探す」をオフにしている場合

「iPhoneを探す」をオフにしている場合は、iPhoneをリカバリモードにすることで、iTunesから初期化することができます。

事前準備
①iTunesのバージョンを最新のものにアップデートしておく
②PCとiPhoneをUSBケーブルで繋ぐ

準備ができたら、以下の手順でiPhoneをリカバリモードにします。

リカバリモードにする手順/iPhone 6s以前(SE 1含む)
  1. 電源ボタンとホームボタンを長押し
  2. 「iTunesに接続」が表示されたら指を放す
リカバリモードにする手順/iPhone 7シリーズ
  1. 電源ボタンと音量(-)ボタンを長押し
  2. 「iTunesに接続」が表示されたら指を放す
リカバリモードにする手順/iPhone 8以降(SE 2含む)
  1. 音量(+)ボタンを押してすぐ放す
  2. 音量(-)ボタンを押してすぐ放す
  3. サイドボタンを長押し
  4. 「iTunesに接続」が表示されたら指を放す

リカバリモードで接続できたら、以下の手順でiPhoneを初期化します。

iPhoneを初期化する手順
  1. アップデート・復元の選択肢が表示される
  2. 復元
  3. 画面の指示に沿って進み、初期化する

パスコードを10回誤入力する

「パスコードを何度か入力してみる」の項目でもご紹介したように、パスコードの入力ミスによる自動初期化設定をオンにしている場合は、10回ミスをした段階でデータが自動的に初期化されます。
パスコードを忘れてしまっている場合はこれがもっとも簡単な初期化方法ですが、あらかじめ自動初期化設定をオンにしていないと、この方法では初期化できないのでご注意ください。
初期化後はバックアップからデータを復元し、新しいパスコードを設定し直しましょう。

iPhoneが故障している場合は

iPhoneの故障で画面ロックが解除できない場合は、なるべく早く修理に出すようにしましょう。
iPhoneの修理は、Apple・携帯キャリア・第三者修理店に依頼することができます。

Appleで修理する

Appleで修理をする場合は、AppleのHPより「店頭修理」または「配送修理」を依頼することができます。

iPhoneがApple製品1年限定保証の対象である場合は、無料で修理・交換することが可能。
ただし、購入から1年以内であっても、「自然故障である」と認められない場合は、通常通りの修理料金が発生するのでご注意ください。
なお、iPhoneが自然故障であると認められるケースは少なく、基本的にはユーザー側の過失であると判断されることがほとんどです。

★修理金額について
AppleCare+に加入している場合は、かなり安い金額で修理・交換することが可能。
しかしサポートに加入していないと、高額な修理料金が発生することは覚悟しておきましょう。
またAppleでは「部分修理」ができないため、故障している箇所が複数ある場合はそのすべての箇所を修理する必要があり、そうなると当初想定しているより高額な修理料金がかかることもあります。

Appleで修理をする場合の注意点
・修理時にはデータの初期化が必須
・配送修理には長い期間がかかる
・部分的な修理は受け付けてもらえない
・高額な修理料金がかかる可能性がある

携帯キャリアで修理する

契約中のキャリアの独自サポートに加入している方は、キャリアに修理を依頼するのがおすすめ。
申し込み方法や金額などはキャリアによって異なるため、公式サイトなどでご確認ください。

Softbank
docomo
au
楽天モバイル
ワイモバイル
UQモバイル

携帯キャリアで修理をする場合の注意点
キャリアに修理を依頼する場合の注意点は、Appleへ依頼する場合とほぼ同じです。
「データを初期化したくない」
「部分的に修理したい」
「その日のうちに修理したい」
という場合は、第三者修理店での修理がおすすめです。

第三者修理店で修理する

第三者修理店とは、民間の会社が運営している修理ショップのこと。
私たちスマホ修理王も、第三者修理店に該当します。

「正規店じゃないと何となく不安」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、心配することはありません。
国の厳しい基準をクリアした総務省登録修理業者なら、高品質で優良なサービスを受けることができます。
老舗の第三者修理店は、サービス面・技術面ともに正規店に匹敵するクオリティの優良店がほとんどなので、ぜひ安心してご利用ください。

★修理金額について
第三者修理店は、Appleやキャリアよりも修理金額が安くなることがほとんど。
Appleやキャリアのサポートに加入していない方には、修理料金の安さは魅力的なポイントのひとつだと言えるでしょう。
またスマホ修理王なら、iPhoneの状況によっては部分修理にも対応可能。
「どうしても修理金額を抑えたい」「ここだけ修理したい」といった場合は、一度スマホ修理王にご相談ください。

第三者修理店で修理をする場合の注意点
・必ず「総務省登録修理業者」を選ぶ
・修理実績が豊富なお店を選ぶ
・曖昧な金額表示をしているお店で修理しない
・基本的に、Appleやキャリアの保証サポートの対象外となる

iPhoneの故障なら、スマホ修理王へ

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この記事の監修者

株式会社フラッシュエージェント

取締役 大橋光昭

1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。

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