スマホ使用中「エラーが発生しました」の表示が!一体なぜ?原因と対処法について解説

2024年5月14日

スマホのエラーは、ネットワークエラーやアプリのエラー、システムのエラーなど、いくつか種類があります。
スマホに「エラーが発生しました」といった表示がでた場合は、再起動やアップデートを試してみましょう。

この記事では、iPhoneとAndroidに分けて、エラーの種類や対処法を解説していきます。

■目次■
■iPhoneで発生しやすいエラーの種類は主に4つ
・同期する際のエラー
・ネットワークの接続エラー
・アプリを起動する際のエラー
・システム等のバージョンアップに関するエラー
■iPhoneにエラーが発生した場合の対処法
・iPhone本体の再起動
・OSを最新にアップデートをする
・モバイルデータ通信の設定をチェックする
・アプリのバージョンを最新に
■Androidスマホでエラーが発生する主な原因
・ネットワークの接続エラー
・アプリ起動時のエラー
・システムのバージョンによるエラー
・ウイルス感染によるエラー
■Androidスマホにエラーが発生した時の対処法
・端末本体を再起動
・エラーが発生したアプリのバージョン確認・再インストール
・端末本体のメモリを解放する
・端末本体のデータの整理をする
・端ネットワーク設定や環境の見直しをする
■直らない場合は修理を依頼
・iPhoneはApple社に相談
・スマホのメーカーに相談
・契約中のキャリアに相談
■まとめ:「エラーが発生しました」は自己対処で直ることがほとんど

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iPhoneで発生しやすいエラーの種類は主に4つ

同期する際のエラー

iTunesを利用し、iPhoneを同期させる場合に発生しやすいエラーです。
iTunesのバージョンが古い状態・iPhoneのOSが最新ではない場合に起きやすい傾向にあります。

この他、同期中にネット回線の接続ができなくなるケースも。
これはLightningケーブルの故障によって起きやすいエラーなので、同期する際はケーブルの状態にも注意してください。

ネットワークの接続エラー

ネットワーク接続エラーは、4G回線や無料Wi-Fiを使用しているときに発生しやすいエラーです。
これは、iPhoneの設定に誤りがある・通信環境が安定しないことが原因となります。

アプリを起動する際のエラー

App Storeでダウンロードしたアプリであっても、アプリ起動時に度々エラーが起きることもあります。
これは、iPhoneの新しいOSに対応していないアプリを起動させる・アプリ自体に何らかの問題があるといったケースが多いです。また、アプリのバージョンをアップさせた直後にエラーが発生することもあります。

システム等のバージョンアップに関するエラー

定期的にアップデートが行われているOS。
セキュリティ面や操作性アップのために欠かせないOSのアップデートですが、アップデートの内容により、容量の大きいデータのダウンロードが必要な場合もあり、ダウンロード中にトラブルが発生することもあります。
OSのアップデートを実行する場合は、ファイルサイズ・iPhone本体の容量を事前に確認してから行ったほうが、トラブルなくスムーズにアップデートが行えるかもしれません。

iPhoneにエラーが発生した場合の対処法

iPhone本体の再起動

スマホのトラブルを自力で解消する際、対処法の一つとして万能な<再起動>。
iPhoneに「エラーが発生しました」のメッセージが出た場合も、まずは再起動してみましょう。

★iPhoneを再起動する手順
▼本体右側のボタンを電源オフのスライダーが表示されるまで長押し
▼スライダーをスワイプ→電源がオフになるのを待つ
★電源がオフになったら少し時間を置き、Appleのりんごマークが表示されるまで右側の電源ボタンを長押し

OSを最新にアップデートをする

iPhoneのOSのバージョンが最新ではない場合、エラーが発生する可能性があります。
使用中の端末のOSを確認してみましょう。



★iPhoneのOSを手動でアップデートする流れ
▼<設定>を開く
▼<設定>→<一般>を選択
★<ソフトウェアアップデート>を選択
※OSが最新であれば<お使いのソフトウェアは最新です>の表示になっているので、そのままでOK

モバイルデータ通信の設定をチェックする

モバイルデータ通信が<オフ>になっていて、エラーが発生している場合はモバイルデータ通信の設定確認を。

★モバイルデータ通信の確認方法
▼<設定>を開く→<モバイル通信>を選ぶ
▼<モバイル通信>をチェック
▼<オン>になっていたら<通信のオプション>を選択し<音声通話とデータ>の設定が4Gになっているかチェック
★3Gの設定であれば4Gを選択すればOK

モバイルデータ通信の設定に問題がない場合は、<機内モード>の確認をしてみましょう。
機内モードがオンになっているとインターネットに接続できません。

アプリのバージョンを最新に

アプリに問題がある場合は、下記の方法でアプリのバージョンをアップしましょう

★アプリのバージョンをアップさせる手順
▼<Apple Store>を開く→画面上の右側にあるアイコンを選択
▼下にスクロールし、保留中のアップデートの有無をチェック
▼保留中のものがある場合はアップデートする
★アップデートが終了するのを待てばOK

​​Androidスマホでエラーが発生する主な原因

ネットワークの接続エラー

Androidスマホがネットワークに接続していない・通信環境が安定していない状態だとエラーが発生しやすいです。
通信環境にトラブルがない場合でも、スマホの操作を誤ってクイック設定等でモバイルデータ通信・Wi-Fiなど、ネットワークに関する設定をオフにしてしまっている可能性も。
設定に関するネットワークエラーの他、Googleで発生している障害が原因となって、エラーが出てしまうこともあります。

アプリ起動時のエラー

Google Playからダウンロードできるアプリは、Googleのシステム・セキュリティ審査をクリアしたものではありますが、動作が安定しないものや、あやしいアプリもあります。
こうしたアプリをダウンロードしたことにより、Androidでエラーが発生する可能性もあるんです。
アプリをダウンロードした直後や、アップデートした後にエラーが出た場合は、アプリからエラーが発生していると考えて対処しましょう。

システムのバージョンによるエラー

使用中のスマホのバージョンが古いことにより、エラーが発生することがあります。
また、複数のメーカーがしのぎを削って様々な機種をリリースしているAndroidスマホは、デザインはもちろん、価格の下限上限の幅も様々です。一概にいえませんが、価格に幅があるということは、機種のスペックにも幅があるということ。
CPUやメモリにかかる負荷が大きいゲーム・動画アプリ等を使用する場合、スペックがあまり高くないスマホだと、エラーが発生しやすくなります。

ウイルス感染によるエラー

詐欺サイトや悪質なメールの開封によってウイルスに感染し、エラーが発生している可能性も。
ウイルスによって、データが壊されたり・外部流出してしまったり、システムプログラムが改竄されたことにより、エラーが発生しやすくなります。

Androidスマホにエラーが発生した時の対処法

Androidエラー

端末本体を再起動

Androidに限らず、スマホに不具合が発生した時に自分でできる対処法の一つとしてあげられるのは<再起動>です。
Androidでエラーが出た場合も、まずは再起動してみましょう。

★再起動の方法(Androidの一部機種の強制再起動の方法です)
<AQUOS>スマホの画面にSHARPのロゴが出るまで電源ボタンを長押し
<HUAWEI>電源ボタンの長押し後、画面が消えたら、もう一度電源ボタンを長押し
<Galaxy>電源ボタン&音量(-)ボタンを同時に長押し
<Xperia>電源ボタン&音量(+)ボタンを同時に長押し後、スマホが振動したらボタンから指を離す、その後再度電源ボタンを長押し

エラーが発生したアプリのバージョン確認・再インストール

特定のアプリが原因でエラーが発生している時は、該当するアプリを一度アンインストールし、再インストールしてみてください。
アンインストールする際は、アプリのデータの引き継ぎ状況を確認した上で実行するのがポイント。引き継ぎやバックアップがうまくできていないと、アプリ内のデータが失われる恐れがあります。

端末本体のメモリを解放する

スマホ・PCのスペックを決める重要な要素の一つである<メモリ>。
端末内部で一度に動作できるプログラムの作業量を決定する部品をメモリといいます。

バックグラウンドで起動中のアプリが複数あるなど、アプリが起動したままだと、メモリが圧迫されてエラーが発生することがあります。
エラーを発生させないため、起動させたままのアプリ(バックグラウンドで起動したままのアプリ)をしっかり閉じましょう。

端末本体のデータの整理をする

ストレージ容量が不足してエラーが発生している場合は、Android内部のストレージの空き容量を増やしましょう。
古いメッセージの削除や不要な写真・動画等を削除することにより、ストレージ容量を確保できます。
Googleドライブ等のクラウドサービスを利用して、データを保存してある場合は、端末内のデータを削除しても完全にデータが消えるわけではないのでご安心ください。
端末内から削除されただけであり、クラウド上には保存されています。

尚、ストレージ容量は、データを整理する他にも、アプリのキャッシュを削除することで確保できます。

★アプリのキャッシュを削除する方法
▼<設定>を開く→<アプリ>or<アプリ管理>を開く
▼<キャッシュを削除する>を選ぶ
▼<ストレージ使用状況>を選ぶ
★<キャッシュを消去>を選択すればOKです

ネットワーク設定や環境の見直しをする

Androidスマホを使用中、ネットワーク接続のエラーが出たらインターネットにしっかり接続できているか確認を。

<設定>から<モバイルデータ通信>と<Wi-Fi>の状態が<オン>になっているかチェックしてみてください(Androidスマホは機種により操作方法が若干異なります)。

端末本体にトラブルが発生していない場合は、通信キャリアに障害が発生している可能性が高いので、障害が解消されるまで待ちましょう。
Androidスマホを使用せずインターネット接続にできる環境にいるときは、通信キャリアの障害の有無を公式サイトやニュースサイト・SNSなどで確認してみてください。

​​直らない場合は修理を依頼

iPhoneはApple社に相談

費用や日数は多少かかりますが、Apple製品の修理のプロがiPhoneの純正の部品を使用して直してくれます。また、AppleCare+などの保証サービスに加入している方は、サービスを利用すれば費用を抑えられるので、契約内容をご確認の上、修理を依頼してみてください。

スマホのメーカーに相談

使用しているスマホの製造元に確認し、修理に出しましょう。
iPhoneをAppleに修理依頼するのと同様に、そのメーカーのプロがしっかりサポートしてくれるので、安心・安全に直すことができますよ。

契約中のキャリアに相談

契約しているキャリアの保証サービスに加入している場合は、キャリアへの相談もオススメ。
ネットでの予約はもちろん、店頭で相談してから修理を依頼できるので、対面で修理の相談がしたい方に最適です。

​​まとめ:「エラーが発生しました」は自己対処で直ることがほとんど

スマホのエラーメッセージは、自宅でできる対処法で直ることがほとんどです。

まずは、この記事で解説した対処法を試してみて、それでも直らない場合は、契約しているキャリアショップやメーカーに相談してみましょう。

この記事の監修者

株式会社フラッシュエージェント

取締役 大橋光昭

1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。

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