最終更新日:2025年9月1日
iPhoneのバッテリー交換をしても不具合が直らない・意味がない――
そのようなときは、「iPhoneのバッテリーを交換しても意味がない」のではなく、不具合が起こっている原因が他にあるのかもしれません。
「iPhoneのバッテリー交換には意味がない」と感じている方は、この記事で不具合の原因を探っていきましょう。

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iPhoneのバッテリー交換は意味がないかどうかを知るために、まずはバッテリーの仕組みについて理解していきましょう。
バッテリーが劣化する仕組み
iPhoneに搭載されているリチウムイオンバッテリーは、「フル充電サイクル」を繰り返すことで少しずつ劣化していく仕組みになっています。
「フル充電サイクル」とは、バッテリー残量0から100%まで充電するサイクルのことです。
・iPhone 14以前⇒約500回の充電サイクル
・iPhone 15⇒約1000回の充電サイクル
上記の充電サイクルを繰り返したときに、80%程度までバッテリー容量が低下する仕組みとなっています。
バッテリーの寿命
iPhone 14以前のモデルは、約500回の充電サイクルを繰り返すと劣化するとご紹介しました。
「約500回」の充電サイクルは、おおよその日数に換算すると「約2~3年」です。
iPhone 15のバッテリー寿命は約1000回の充電サイクルなので、iPhone 14以前のモデルよりも寿命が長いと考えられます。
しかし、バッテリーの寿命は充電サイクルだけに影響されているわけではありません。
バッテリーに負担をかけるようなiPhoneの使い方や充電方法をしている場合は、もっと早く劣化してしまうこともあるため注意しましょう。
バッテリーに負担をかける行為については、次項で解説します。
こんな症状があったら要注意
バッテリーの劣化を放置したままiPhoneを使い続けていると、さまざまな不具合やトラブルが発生しやすくなります。
不具合を放置してしまうと、さらなるトラブルや重大な故障に発展する可能性もあります。
以下のような症状がある場合は、早めにバッテリーを交換することをおすすめします。
①充電が減るスピードが早い
iPhoneの充電がすぐになくなるのは、バッテリー劣化の初期症状と言えます。
さらに劣化が進むと、「電源が突然落ちる」などの不具合に発展することがほとんどです。
②iPhoneがすぐに熱くなる
iPhoneがすぐに熱くなる・異常な発熱を繰り返す場合は要注意です。
バッテリーは熱に弱い性質があり、本体の発熱がさらにバッテリーの劣化を促進させることにもなるため、放置していても良いことは何もありません。
③本体が膨らんでいる
本体が膨らむのは、バッテリーの劣化によって生じたガスによる影響です。
このガスが内部に漏れだすと、発火・爆発する可能性があるので大変危険です。
iPhoneが少しでも膨らんでいる場合は、取り返しのつかないことになる前に、一刻も早く修理に出しましょう。
④電源がつかなくなる
バッテリーの劣化が進むと、電源がつかなくなることがあります。
ここまでの故障に発展した場合、いざ修理をしようと思っても「修理自体ができなくなる」こともしばしば。
電源がつかないとデータを取り出せなくなることもあるため、こうなる前にバッテリー交換をするようにしましょう。
iPhoneのバッテリー寿命を短くする原因

バッテリーの寿命を短くする原因を理解することで、バッテリーの持ちを改善する方法も見えてきます。ここでは、iPhoneのバッテリー寿命を短くする主な原因をご紹介します。
使用頻度や充電サイクル、使用するアクセサリーなど、注意すべきポイントを確認してみましょう。
使用頻度が多い
iPhoneのバッテリー寿命が短くなる原因の一つに、使用頻度が多いことが挙げられます。特に、負荷の大きいアプリやゲームを長時間使用すると、バッテリーの消耗が激しくなります。
また、SNSやチャットアプリの頻繁な通知も、画面点灯や通信が頻繁に発生し、バッテリーの消耗を早める要因です。このような状況を避けるためには、設定を見直し、通知を必要最低限にすることが効果的です。
充電サイクルが悪い
iPhoneのバッテリーを長持ちさせるためには、正しい充電サイクルが重要です。充電を0%まで使い切ってから100%にするサイクルを繰り返すことは、電池に大きな負担をかけます。
リチウムイオンバッテリーは、20〜80%の範囲を保ちながら小まめに充電することで劣化を抑えられます。
過放電を繰り返している
iPhoneのバッテリーを過放電状態に頻繁にすることは、バッテリーの劣化を加速させる原因の一つです。バッテリー残量を限界まで使い切った状態で放置すると、内部の化学反応に深刻なダメージを与える可能性があります。
特に電圧が極端に下がると、充電時の負荷が増加し、結果的に蓄電容量が少しずつ減少してしまいます。バッテリーの寿命を延ばすためには、常にバッテリー残量を5〜10%程度残してから充電を開始し、過放電を極力避けるようにしましょう。
公式でないアクセサリーを使用している
公式でない急速充電器や粗悪なケーブルを使用すると、電圧が不安定になり、バッテリーに余計なストレスがかかることがあります。特に高出力のアダプターは発熱量が多く、iPhoneケースとの併用で放熱が阻害され、内部温度がさらに上昇する可能性があるため注意が必要です。
iPhoneを充電する際は、公式ライセンスのあるケーブルやアダプターを選び、適切な放熱を確保するようにしてください。
バッテリーが破損している
iPhoneを落としたり、カバンの中で強く圧迫されると、バッテリー自体や基板が損傷する可能性があります。特にリチウムイオンバッテリーは衝撃や圧迫に弱いため、注意が必要です。
損傷が起きると、バッテリーが変形・膨張し、充電効率が落ちるだけでなく、発火のリスクも高まります。
iPhoneのバッテリーを交換するタイミング
iPhoneを長く使用していると、バッテリーの劣化が気になることがあります。特にバッテリーの最大容量が80%未満になったときや警告メッセージが表示されたときは、交換を検討するタイミングです。
また、充電が1日もたなくなったと感じたら、それも交換の合図といえます。バッテリーを交換するタイミングについて解説します。
バッテリーの最大容量が80%未満になったとき
iPhoneのバッテリー最大容量が80%未満になると、本来の性能を発揮できない状態とされています。最大容量が80%を下回ると、バッテリーの持ち時間が急激に短くなることが多く、交換を検討するタイミングです。
バッテリーの最大容量を確認する手順
- 設定
- バッテリー
- バッテリーの状態と充電
この段階で交換すれば、他のパーツに大きなダメージが及ぶ前に対応できる可能性があります。
警告メッセージが表示されたとき
iPhoneを使用していて「バッテリーに関する重要なメッセージ」が表示された場合、それはバッテリーの劣化が進行しているサインです。このメッセージは、iOSがバッテリーの状態を監視し、劣化を検出したときにユーザーに交換を促すために表示されます。
バッテリー性能が低下し、iPhoneの動作に影響を及ぼす前に、早めに交換を行うことをおすすめします。
充電が1日もたなくなったとき
朝にフル充電しても、一日中iPhoneを使用できない場合、バッテリー交換を検討するサインです。バッテリーの劣化が進行すると、少しの使用でバッテリー残量が急速に減少することがあります。この状況で無理に使い続けると、突然の電源オフや不意の再起動を引き起こす原因となることがあります。
iPhoneのバッテリーを交換して意味がある場合
iPhoneのバッテリー交換が意味を持つ場合があります。それは、バッテリーの最大容量が減っているときです。
バッテリーが充電を繰り返すと、その最大容量は徐々に減少してしまうため、バッテリーがすぐに切れるようになってしまいます。しかし、バッテリーを新品に交換すれば、再び100%まで充電できるようになり、使用時間が改善されます。
バッテリーの最大容量が80%未満になった場合や、日常的に不便を感じる場合には、交換を検討する価値があるといえるでしょう。
iPhoneのバッテリーを交換するメリット
iPhoneのバッテリーを交換することで、多くのメリットがあります。主なメリットは、次の4つです。
- 充電回数が減る
- 急なシャットダウンがなくなる
- 発熱回数が減る
- iPhoneのパフォーマンスが安定する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
充電回数が減る
iPhoneのバッテリーを新品に交換することで、充電回数が減る可能性があります。劣化したバッテリーを使用していると、外出中に何度も充電しなければならないことが多く、ストレスを感じる場面が多いことでしょう。
新しいバッテリーに交換すると、持ち時間が回復し、通勤・通学時にSNSや動画を楽しむ際も途中で充電が切れにくくなります。これにより、充電を気にせずにスマートフォンを使える時間が増え、日常的なストレスを軽減できます。
急なシャットダウンがなくなる
iPhoneが突然電源オフになることは、特に冬場に多く見られる不具合です。これは主に劣化したバッテリーが原因であることが多く、バッテリーを交換することでこのような不安定な動作を防げます。
シャットダウンするとデータ損失のリスクも高まるため、バッテリー交換を行うことで充電切れのリスクを事前に回避しましょう。
発熱回数が減る
iPhoneのバッテリーを交換することで、発熱回数も減らせます。バッテリーが劣化すると、ゲームや動画の再生時に異常な発熱を感じることがあります。これは、バッテリーが効率よく電力を供給できなくなるためです。
新しいバッテリーでは、より安定した電力供給を行えるため、iPhoneの温度上昇を効果的に抑えられます。
iPhoneのパフォーマンスが安定する
iPhoneのパフォーマンスが安定することも、バッテリー交換のメリットです。iPhoneのバッテリーが劣化すると、CPUパフォーマンスが制限されることがあります。これは、iOSに電池が古い端末での動作を安定させる処理機能を実装していることによる影響です。
バッテリーを交換して新しいものにすると、電圧がしっかりと供給されるようになり、iPhoneの操作レスポンスやアプリの起動速度が向上する傾向があります。結果として、全体的なパフォーマンスが安定し、iPhoneがよりスムーズに動作するようになるでしょう。
機種変更より安く済む場合もある
iPhoneの最新モデルは10万円以上することが一般的ですが、バッテリー交換だけで済むなら、その費用は大幅に抑えられます。Apple正規店でのバッテリー交換は1万円台前後で行えることが多く、第三者修理店を利用すればさらに安価に済ませることも可能です。
端末全体の耐用年数がまだ十分残っている場合、バッテリー交換によってiPhoneを長く使い続けられるため、コストパフォーマンスが非常に良い選択肢となります。
iPhoneのバッテリーを交換しても意味がない場合
ここまではバッテリー交換の重要性について解説しましたが、状況によっては「iPhoneのバッテリーを交換しても意味がない」という場合もあります。
iPhoneのバッテリーを交換してもあまり意味がないのは、以下のような場合です。
バッテリーが劣化していない
まずは以下の手順で、iPhoneのバッテリー容量をチェックしてみましょう。
バッテリー容量をチェックする手順
- 設定
- バッテリー
- バッテリーの状態と充電
- 最大容量〇〇% ←この数字をチェック
バッテリー容量の数字が80%以上ある場合は、まだバッテリーは劣化していないと判断できます。
iPhone自体の不具合や故障が多い
iPhoneのバッテリーを交換しても、必ずしもすべての問題が解決するわけではありません。iPhoneは精密機器であり、バッテリー以外にもさまざまな不具合が発生する可能性があります。
例えば、画面のタッチが効かない、カメラが動かない、スピーカーが音割れするなどの問題がある場合、バッテリーの交換だけではこれらのトラブルは解消されません。
これらの不具合が多い場合は、バッテリー以外の部分に原因がある可能性が高いため、専門の修理業者に相談することをおすすめします。
交換したバッテリーに問題がある
交換したバッテリーに問題がある場合、バッテリーの消耗が激しい、最大容量が急激に減少するなどの症状が現れることがあります。これは、バッテリー自体の初期不良が原因かもしれません。
低品質のバッテリーや互換性のないバッテリーを使用する悪質な店舗もあるため、お店選びには注意しましょう。もし初期不良が疑われる場合は、保証期間内であれば修理を依頼した店舗に相談することをおすすめします。
不具合の原因が他にある
「バッテリー容量が80%以上あるのに、iPhoneの調子が悪い」という場合、不具合の原因はバッテリーではない可能性が高いでしょう。
後述する「バッテリーを交換したのに不具合が直らないときの対処法」を参考に、対処法を実行してみてください。
iPhoneのサポートが切れている
iOSのサポートが切れているような古いモデルの場合は、バッテリーを交換するよりも、思い切ってiPhone本体を買い替えるほうが良いかもしれません。
冷蔵庫やエアコンなどの家電は、新製品のほうが省電力機能が高いものです。
iPhoneも同じように、最新のiOSには充電を最適化したりバッテリーを節約したりする機能が追加されることが多く、iOSをバージョンアップすることでバッテリーが劣化しにくくなります。
サポートが切れた古いiPhoneはその恩恵にあずかることができないため、バッテリーが劣化したタイミングで新しい機種に買い替えるほうが、長い目で見るとお得かもしれません。
直近でiPhoneを買い替える予定がある
iPhoneの買い替えを検討している場合は、当然ながらバッテリー交換の意味をあまり感じられないでしょう。
しかし近年では、古いiPhoneをゲーム・カメラ・音楽専用の「サブデバイス」として使い続ける方が増えてきています。
iPhoneをサブデバイスとして利用すると、「メインデバイスの充電回数が減り、バッテリーが劣化しにくくなる」「メインデバイスのストレージ容量を確保できる」などのメリットがあるためおすすめです。
直近でiPhoneを買い替える予定があっても、今使っているiPhoneをサブデバイスにする場合はバッテリーを交換する意味があると言えます。
バッテリーを交換したのに不具合が直らないときの対処法
バッテリーを交換したのに不具合が直らないときは、他に何らかの原因があると考えられます。
ここからは、バッテリーを交換したのに不具合が直らないときの対処法についてご紹介していきましょう。
iPhoneを再起動する
iPhoneに不具合があるときは、まず本体を再起動させてみましょう。
iPhoneを再起動するとエラーやバグがリセットされ、トラブルが解消することがあります。
iOSを最新のバージョンにアップデートする
iOSのバージョンが古いと、バッテリー消費量が高い・セキュリティが脆弱になる・操作に不具合が生じるなどのトラブルが起こりやすくなります。
iOSのバージョンが古い場合は、以下の手順でアップデートしましょう。
iOSをアップデートする手順
- 設定
- 一般
- ソフトウェア・アップデート
- 画面の指示に従ってアップデート
バッテリーリフレッシュを試してみる
「劣化したバッテリーを交換したのに、充電の減りが早い」という場合は、実際のバッテリー残量と画面に表示されているバッテリー残量の数字にズレが発生している場合があります。
そんなときに試してみたいのが、iPhoneの「バッテリーリフレッシュ」です。
バッテリーリフレッシュを行うと表示のバグが解消される可能性があるため、以下の手順で実行してみましょう。
バッテリーリフレッシュの実行手順
- iPhoneのバッテリーを使い切り、残量を0%にする
- 充電をせずに3時間放置する
- その後、iPhoneを100%までフル充電する
- 100%になった後も、そのまま数時間充電を続ける
★バッテリーリフレッシュの注意点
バッテリーリフレッシュは、あくまでもバッテリー残量の表示バグを解消するための手段です。
「劣化してしまったバッテリーを回復する」ことはできません。
むしろ、放電と過充電を行うバッテリーリフレッシュは、バッテリーに負荷をかけてしまう行為と言えます。
不必要に実行したり、何度も繰り返し行ったりするのはおすすめしません。
セーフモードで起動する
iPhoneにインストールしたアプリが原因で、何らかの不具合が生じている可能性も考えられます。
そんなときに有効なのが、iPhoneをセーフモードで起動すること。
セーフモードとは、iPhoneに標準搭載されているアプリだけで起動できるモードのことです。
iPhoneをセーフモードで起動すれば、自分がインストールしたアプリが不具合の原因なのかどうかを調べられます。
セーフモードで起動する手順
- 電源をオフにする
- 音量(+)を押しながら、iPhoneを起動
- Appleのロゴが表示されたら、音量(+)のみを押し続ける
- ホーム画面が表示されたら指を離す
セーフモードで起動してトラブルが解消されている場合は、自分自身でインストールしたアプリに不具合の原因があると考えられます。
セーフモードを解除し、直前にインストールしたアプリを削除するなどして様子を見てみましょう。
なお、セーフモードはiPhoneを再起動することで解除できます。
他に不具合がないかどうかを確認してみる
バッテリーを交換したのにiPhoneの調子が悪いときは、以下のようなポイントをチェックしてみましょう。
①ストレージ容量がいっぱいになっていないかどうか
ストレージ容量が圧迫されていると、iPhoneの動作が不安定になるなどの不具合が生じます。
以下の手順でストレージ容量を確認し、いっぱいになっていた場合は不要なデータを整理・削除してみましょう。
ストレージの空き容量を確認する手順
- 設定
- 一般
- iPhoneストレージ
▷関連記事
■iPhoneの使用容量を減らす方法。ストレージ不足を解消するには
②落下・衝撃があったかどうか
不具合が生じる前に、iPhoneをぶつけたり落としたりしている場合は、衝撃による故障が発生しているかもしれません。
内部の故障は見ただけでは判断できないため、修理店に相談するのがおすすめです。
③水没による故障
防水加工のiPhoneであっても、状況によっては水没故障してしまうことがあります。
まずはiPhoneの水没マークをチェックし、赤く変色していないかどうかを確認してみましょう。
もし水没している場合は、1日も早く修理に出すことをおすすめします。
「操作はできるから大丈夫」と思っても、水没している場合は後から大きな故障に発展することも多いため、注意が必要です。
詳細は、以下の関連記事をご参照ください。
▷関連記事
■実は危険!「iPhoneが水没したけど普通に使える」ときは要注意
■iPhoneの水没マークはどこにある?確認方法や、水没時の対処法
iPhoneのバッテリーを交換する方法
iPhoneのバッテリー交換は、Appleやキャリアだけでなく、第三者修理店にも依頼できます。
修理の依頼先によってメリット・デメリットなどが異なるため、自分に合ったお店で修理を依頼するのがおすすめです。
Appleやキャリアに依頼する
AppleCare+やキャリアの独自サポートなど、故障時の保障サポートに加入している場合は、Appleやキャリアでお得にiPhoneを修理、または交換してもらえます。
しかしサポートに加入していないと、バッテリー以外にも故障があるなど修理個所が多い場合は、修理料金がかなり高額になることがあるため注意が必要です。
修理の依頼方法
修理の依頼方法は、公式サイトなどでご確認ください。
■au
Apple・キャリアに依頼するメリット
■サポートに加入していれば、無料または安価で修理・交換できる
■メーカー保証期間内の自然故障であれば無料で交換できる
Apple・キャリアに依頼するデメリット
■配送修理の場合は長い修理期間がかかる
■基本的にデータを初期化する必要がある
■部分修理ができないため、修理箇所が多いと修理料金が高額になる
第三者修理店に依頼する
第三者修理店とは、メーカーやキャリア以外の民間企業が営む修理店のこと。
スマホ修理王は第三者修理店のパイオニアとして、長い歴史と修理実績を誇る修理ショップです。
修理の依頼方法
第三者修理店の多くは特別な手続きは必要なく、店舗にiPhoneを持ち込むだけでOK。
なおスマホ修理王では、店頭修理はもちろん郵送修理にも対応しています。
第三者修理店に依頼するメリット
■正規店より安く修理できることが多い
■データの初期化不要のお店が多い
■基本的には即日で修理してもらえる
第三者修理店に依頼するデメリット
■基本的にメーカー・キャリアの保証対象外となる
iPhoneのバッテリーの交換費用
iPhoneのバッテリー交換は、Appleや第三者の修理店でそれぞれ交換費用は異なります。
Appleでは、保証がある場合とない場合で料金が異なり、保証外の交換費用は最新のモデルほど高額になる傾向があります。一方、第三者修理店では、Appleよりも安く済む場合がありますが、品質や保証の面での確認が必要です。
Appleと第三者修理店(スマホ修理王)での費用の違いについて見ていきましょう。
Apple
AppleでのiPhoneバッテリー交換費用は、モデルや保証の有無で異なります。Appleでの交換費用は、次の通りです。
| 保証あり | 保証なし | |
| iPhone16 | 0円 | 15,800円 |
| iPhone16e | 0円 | 15,800円 |
| iPhone15 | 0円 | 15,800円 |
| iPhone14 | 0円 | 15,800円 |
| iPhoneSE(第三世代) | 0円 | 11,200円 |
※2025年8月時点の情報です
第三者修理店に依頼する
第三者修理店に依頼することで、Appleやキャリアよりもリーズナブルな価格でバッテリー交換が可能です。ここでは、スマホ修理王を例に交換費用を紹介します。
| iPhone16 | 要お問い合わせ |
| iPhone16e | 15,800円 |
| iPhone15 | 12,800円 |
| iPhone14 | 12,800円 |
| iPhoneSE(第三世代) | 7,800円 |
※2025年8月時点の情報です
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修理のご相談・ご依頼はこちらこの記事の監修者
1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。

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