iPhoneのバッテリー交換でデータは消える?残す方法は?

2022年1月31日

iPhoneのバッテリーを修理・交換するときに心配なのが、「iPhone内のデータは消えるのか」ということ。
特にバックアップをしていない方は、もしバッテリー交換で大切なデータが消えてしまったらと思うと不安ですよね。
バッテリー交換でデータは消えるのか、データを残す方法はあるのか。
この記事でじっくり解説していきます。

スマホ修理王では、データそのまま最短30分でiPhoneのバッテリー交換が可能です。
ご依頼は来店・郵送どちらでも可能です。事前にお電話やメールでもご相談が可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

■関連記事:iPhoneのバッテリー交換について│データそのまま最短30分

バッテリーを交換するとデータが消える?

結論からいうと、バッテリーを交換するだけでは、基本的にiPhone内のデータは消えません
もちろんスマホ修理王でも、iPhone内のデータはそのままでバッテリーの交換を行うことが可能です。

ただし注意したいのが、Apple Storeに修理を依頼する場合
正規店での修理は、症状や故障箇所によってはiPhoneを初期化されてしまうことがあります。
またAppleの公式HPでは「配送修理の場合は、iPhoneを送る前に自分自身で初期化を済ませておくように」という旨の案内も。

このように、正規店と民間ショップでは対応が異なる場合があるのです。

正規店でのバッテリー交換

ここからは、正規店でのバッテリー交換について詳しく解説していきます。
※以下でご紹介する内容はすべて、2022年1月時点のものです

<持ち込み修理の際に必要なもの・こと>
■持ち込み店舗へ電話をし、予約確認
■iPhoneのバックアップ
■Apple ID(メールアドレス)とパスワード
■バッテリー残量を30%以下にしておく
■iPhone購入時のレシート(あれば)
■本人確認書類

データを消さなくて良いケース

Appleの公式では、iPhoneを正規店に持ち込んで修理を依頼する場合のデータ消去について言及していません。
つまり、「持ち込み修理」で「バッテリー以外の修理箇所がない」場合においては、データを消さずにバッテリー交換をしてもらえる可能性があるということです。
しかしながら、それはあくまでも可能性に過ぎません。
やはり正規店でバッテリーを交換する際には、データのバックアップを取っておくことをおすすめします。

データを削除するケース

バッテリー交換時にデータが削除されるのは、以下のようなケースです。

■iPhoneの配送修理
■バッテリーが膨張している
■バッテリー以外にも故障箇所がある
■iPhoneのシステムに何らかの不具合がある

さらに、場合によってはバッテリー交換ではなく、本体そのものを交換することになるケースも。
データのバックアップや移行は面倒かもしれませんが、修理前には必ず行っておくようにしましょう。

データを削除する理由

なぜ正規店では、バッテリーを交換するだけなのに、iPhone内のデータが削除されてしまうのでしょうか。
その理由は、Appleのプライバシーポリシーによるもの。
Apple社では個人情報の取り扱いを非常に重視しており、どんなに小さなリスクにも目を光らせています。

そして正規店での修理は民間ショップと違って、基本的には所有者の目の前で行われるものではありません。
つまり、個人情報の流出事故が起こるリスクを最小限に抑えるために、データのリセットを必須としているのです。

正規店でバッテリー交換をするメリット・デメリット

正規店でバッテリー交換をするメリットは、何といっても「安心感」。
第三者修理店へ依頼する場合は、良い店舗選びが不可欠ですが、正規店であればサービス面でも技術面でも不安を感じる必要はありません。
また、保証サービスに加入していれば、無料・または低価格で修理ができるのも魅力です。

しかし、メリットだけではありません。
正規店での修理は、データが消える修理期間が長くかかる別途高額な修理費用がかかる場合があるなどの大きなデメリットも。
また保証サービスに加入していなければ、最大税込8,140円のバッテリー交換費用がかかります。

★正規店でバッテリー交換をするメリット
・サービス・技術において、正規店ならではの安心感がある
・Apple製品限定保証・AppleCare+の保証対象であれば無料で修理できる
★正規店でバッテリー交換をするデメリット
・データが消えてしまうことが多い
・修理に1週間以上の期間がかかることが多い
・バッテリー以外の修理箇所がある場合など、料金が高額になる

民間ショップでのバッテリー交換

民間の修理ショップでバッテリー交換をする場合は、データを消さなくてよい場合がほとんど。
もちろん民間店の中にはデータを削除する方針の店舗や、修理内容によってはデータを消去せざるを得ない場合もありますが、基本的には「データはそのまま」で修理を行っているショップが多数です。

基本的にデータはそのまま

iPhon内のデータを消さずにバッテリー交換をしたい方には、民間ショップでの修理がおすすめです。
スマホ修理王でも、基本的にiPhone内のデータはそのままで修理を行うことができます。

さて、Appleの正規店では個人情報保護の観点からデータを消去しているとご紹介しました。
民間店はそれぞれ別の会社が経営しているため、プライバシーポリシーもさまざま。
ただ、民間ショップの多くは正規店と違って、店舗内でそのまま修理を行っています。
お客様が見ている目の前で修理をする店舗も多いため、個人情報が流出するリスクは低いと言えるでしょう。

民間店でバッテリー交換をするメリット・デメリット

民間店での修理には、「データが消えない」以外にもメリットが盛りだくさん。
国の厳しい基準をクリアし、総務大臣の登録を受けている「総務省登録修理業者」であれば、技術面・安全面ともに、正規店にひけを取りません。

しかし、もしも粗悪なサービスを提供している非正規店で修理をしてしまうと、思わぬトラブルに巻きこまれてしまう可能性も。
優良店がほとんどですが、適当にお店を選んでしまうと、悪徳業者に遭遇する可能性もあるのでご注意ください。
良いお店を選ぶ方法は、以下の通りです。

①「総務省登録修理業者」であるかどうかを確認
②修理実績が豊富がどうかを確認
③価格表示にごまかしがないかを確認
④修理後の保証の有無と、保証期間の長さを確認

★民間店でバッテリー交換をするデメリット
・まれに悪徳業者が存在する
・修理後は基本的に、メーカーやキャリアの保証・サポートの対象外となる
★民間店でバッテリー交換をするメリット
・データを削除されない場合が多い
・状況によってはほんの数分で作業が終わる
・事前に見積もりや相談ができるので安心
・バッテリー交換だけできるので、予算内で修理を終えられる

■関連記事
iPhone修理は非正規がおすすめ!危険や失敗を避ける方法を解説
iPhoneの修理店の種類や選び方のポイントと修理料金について

念のためバックアップを

スマホ修理王ならデータはそのままで修理ができますが、やはり念のためにバックアップを取ることをおすすめしています。
iPhoneの持ち込み修理・郵送修理をする前には、次に紹介する方法でデータのバックアップを取りましょう。

iPhoneのデータをバックアップする方法

「バックアップの取り方が、いまいちよくわからない」
そんな方のために、iPhoneのデータをバックアップする方法をご紹介します。

一般的なバックアップの取り方は「iCloud」「PC」の2つ。
簡単でシンプルなのは「iCloud」でバックアップを取る方法で、Wi-Fiが使える環境であればPCがなくても実行できます。
それでは順番に見ていきましょう。

iCloudでバックアップ

最初に注意しておきたいのが、iCloudでは無料でバックアップできるデータは5GBまでだということ。
もしそれ以上のデータを保存したい場合は、他のクラウドサービスを利用するか、50GBまでバックアップできる有料のiCloudプランに加入する必要があります。
「多くの容量を占める写真・動画は別の方法で」
「いくつかのクラウドサービスを利用する」
など、状況によって判断するようにしてください。

<iCloudでバックアップを実行する手順>
▼Wi-Fiが接続されているかを確認
▼iPhoneの設定⇒プロフィールアイコン
▼iCloud⇒「iCloudでバックアップ」をオン
▼今すぐバックアップを作成

PCでバックアップ

PCでバックアップを取る場合に利用するのは「iTunes」「Finder」といったアプリ。
その際に使用するのは、PC側のストレージ容量となります。
そのため、PCの空き容量が多ければ、5GBしか無料バックアップできないiCloudに比べて、より大きなデータを保存しておくことが可能です。
ただし、もしPC本体が故障や破損をしてしまうと、バックアップしたデータが消えてしまう可能性があるので注意しましょう。

<iTunesでバックアップを実行する手順>
※iTunesでバックアップを取る際は、iPhoneをPCに繋ぐ前に「自動同期」の設定をオフにします。

▼PCでiTunesを開く
▼iTunes⇒設定⇒デバイス
▼「iPod、iPhone、およびiPadを自動的に同期しない」にチェック

まずは上記の手順で、「自動同期」の設定をオフにします。
その後iPhoneとPCを接続し、以下の手順でバックアップを取りましょう。

▼iTunes画面に表示される「iPhoneのマーク」をクリック⇒「概要」タブ
▼バックアップを暗号化したい場合は、「バックアップ」ボックス内の「ローカルバックアップを暗号化」にチェック
▼「今すぐバックアップ」を実行

<Finderでバックアップを実行する手順>
Macを使用している場合は、Finderを利用してバックアップを取りましょう。

▼iPhoneとMacを接続(Wi-Fiで同期する設定の場合は、ワイヤレスでも可)
▼一般⇒バックアップ
▼バックアップを暗号化したい場合は、「ローカルのバックアップを暗号化」にチェック
▼iPhone内のすべてのデータをこのMacにバックアップ⇒今すぐバックアップ

iPhoneのバッテリー交換はスマホ修理王で!

 
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「できるだけ安心・安全な民間店で修理をしたい」
そんな方は、ぜひ私たちスマホ修理王にお任せください。

スマホ修理業界のパイオニアでもある当店の強みは、圧倒的な数の修理実績と、高度な修理スキル
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★最短10分の即日修理が可能
★部品代・作業料金、すべて込みの安心価格
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など、お得で安心のサービスを徹底している「総務省登録業者」です。

もちろん、iPhoneのバッテリー交換はお手のもの。
多くの店舗が各最寄り駅から5分程度の場所にある上、郵送修理も行っているので、iPhoneのバッテリー交換の際はぜひスマホ修理王をご利用ください。

iPhone修理のご案内ページ

※無料のお見積りやご相談だけでも大歓迎!
以下からお気軽にご連絡ください。

※故障内容によっては一部店舗でご対応できない場合があるので、予めご了承ください

(おまけ)バッテリーを劣化させないために

せっかく新しくしたバッテリーも、使い方が悪ければまたすぐに劣化してしまいます。
バッテリーを長持ちさせるために必要なのは、日頃のちょっとした心がけ。
いくつかのポイントさえ押さえておけばバッテリーが劣化しにくくなるので、ぜひお試しください。

①充電しながら操作をしない
バッテリーに大きな負担がかかる要因がこちら。
充電中は、なるべくiPhoneの操作をしないようにしましょう。

②過充電・過放電をしない
■充電がすでに100%なのに、充電器を挿しっぱなしにしている
■充電が切れたままiPhoneを放置している
これらは「過充電」「過放電」と呼ばれる行為で、どちらもバッテリーの劣化に繋がります。
充電は、常に50%前後で保っておくようにしてみましょう。

③純正の充電器を使用する
非正規品や、あまりに古い充電器を使用するのはNG。
過充電になりやすく、バッテリーに大きな負荷がかかります。

④直射日光や高温を避ける
iPhoneに使用されているリチウムバッテリーは、とにかく熱に弱いという性質を持っています。
車のダッシュボードやストーブの近く、夏場の屋外など、iPhoneを高温下に置くのはやめましょう。

これらのことに注意しながら、快適なスマホライフをお送りください!

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この記事の監修者

株式会社フラッシュエージェント

取締役 大橋光昭

1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。

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