モバイルバッテリーの選び方/容量や充電回数の目安について

2024年4月24日

モバイルバッテリーを選ぶときに重視したいのが、バッテリー容量や充電回数の目安。
適当に購入してしまうと、バッテリー容量が小さかったり充電できる回数が少なかったりと、失敗してしまうことがあります。
この記事では、モバイルバッテリーのバッテリー容量や、充電回数の目安について解説するので、ぜひご参照ください。

※この記事の情報は、2024年3月時点のものとなります
※機種・バージョンによっては内容が異なることがあります

◆◇◆ 目次 ◆◇◆
■モバイルバッテリーの容量とは
 ・「mAh」
 ・実際のバッテリー容量
 ・充電回数の目安
■モバイルバッテリーを選ぶ際のポイント
 ・①サイズ
 ・②安全性
 ・③充電の出力
 ・④充電方
■スマホの充電がすぐになくなる原因
 ・アプリをたくさん起動している
 ・通知の数が多すぎる
 ・ディスプレイを常に明るくしている
 ・バッテリーが劣化している
■バッテリーが劣化すると起こること
 ・充電がすぐになくなる
 ・スマホの動作が重くなる
 ・充電できなくなる
 ・突然電源が落ちる
■バッテリーが劣化したらスマホ修理王へ
 ・修理を依頼する手順
 ・スマホ修理王はこんなお店です

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モバイルバッテリーの容量とは

モバイルバッテリーの容量とは

モバイルバッテリーの「容量」とは、一般的に「バッテリー容量」のことを指します。
モバイルバッテリーのバッテリー容量を表すのは「mAh(ミリ・アンペア・アワー)」という単位。
ここからは、モバイルバッテリーの容量から充電回数の目安まで、詳しく解説していきます。

「mAh」

モバイルバッテリーの容量を示すのが、「mAh(ミリ・アンペア・アワー)」。
モバイルバッテリーの裏側に記載されていることが多く、この単位を見るとバッテリーの容量がどのくらいあるのかを確認することができます。

たとえば容量が「10,000mAh」である場合は、「10,000mAの電流を一時間流すことができる」ということ。
mAhの数字が大きければ大きいほど、バッテリー容量が大きいということになります。

実際のバッテリー容量

注意したいのが、実際に使用できるバッテリー容量は、表示されているmAhよりも少ないということ。
モバイルバッテリーで充電するときはエネルギーのロスが発生してしまうので、実際のバッテリー容量は表示されているmAhの6~7割程度であると言われています。

つまり、10,000mAhのモバイルバッテリーの容量は、実際にはおよそ6,000~7,000mAh程度。
ただし、これはあくまで目安の数字であり、周囲の気温や電圧変換ロスの程度によって変動することもあるのでご注意ください。

充電回数の目安

機種によって異なりますが、iPhoneのバッテリー容量はおよそ3,000~4,000mAh前後。
たとえばiPhone 15のバッテリー容量は、3,349mAhとなります。

つまり、10,000mAhの容量を持つモバイルバッテリーでiPhone 15を充電する場合は・・・

▼10,000mAhのモバイルバッテリー(実際に使用できる容量を6割とすると、およそ6,000mAh程度)
▼iPhone 15(3,349mAh)
▼6,000mAh÷3,349mAh=1.79

となるため、約1.8回分の充電ができるという計算になります。

このように、バッテリー容量の仕組みさえ覚えておけば、簡単な計算で充電回数の目安を導き出すことができます。

モバイルバッテリーを選ぶ際のポイント

モバイルバッテリーを選ぶ際のポイント

モバイルバッテリーを選ぶ際には、バッテリー容量以外にもおさえておきたいポイントがあります。
一つずつチェックしていきましょう。

①サイズ

モバイルバッテリーは一般的に、容量が大きくなるほどサイズも大きくなります。
小さくてコンパクトなほうが持ち運びには便利ですが、サイズ感だけで選んでしまうと、「思ったように充電ができなかった」という失敗に繋がりやすいので注意が必要です。
バッテリー容量を重視するのか、持ち運びのしやすさを重視するのか、自分自身の使い方に合わせて選ぶようにしましょう。

②安全性

国内で販売されているモバイルバッテリーには、「PSEマーク」が表示されています。
PSEマークは、電気用品安全法で定められた安全規格を満たしていることを証明するためのマーク。
日本では2019年からPSEマークの表示が必須となりましたが、海外からの輸入品などには表示されていないこともあります。

安全性が保障されていない電気製品は、発火などの危険がつきもの。
モバイルバッテリーを購入する際は、PSEマークが表示されているものを選ぶようにしましょう。

③充電の出力

充電の出力も、モバイルバッテリーを選ぶ際に重視したいポイントのひとつ。
充電出力は「W(ワット)」という単位で表記されており、Wの数値が大きいほど充電の速度は速くなります。

充電出力の目安は、18W以上あるかどうか。
スマホだけではなく、PCの充電もしたい方は30W以上を目安に選ぶとよいでしょう。

④充電方法

モバイルバッテリーは、製品によってポート数や規格が異なります。
USBポートの数や、スマホのケーブルに対応している製品なのかを確認してから購入するようにしましょう。

スマホの充電がすぐになくなる原因

スマホの充電がすぐになくなる原因

スマホの使い方にもよりますが、「モバイルバッテリーがないと、充電が1日持たない」というのは少々考えものです。
スマホの充電がすぐになくなるのは、各種設定に原因・問題がある場合も。
設定を少し変更するだけで、充電の持ちが良くなることもあるので、以下のポイントをご確認ください。

アプリをたくさん起動している

バックグラウンドで起動しているアプリが多いと、そのぶん電力の消費量も多くなります。
特に位置情報を必要とするアプリを多く起動しているような場合は、アプリを終了させることで節電効果が期待できるでしょう。

通知の数が多すぎる

届くと画面が光るアプリのプッシュ通知は、電力を消費する原因のひとつ。
アプリの通知数が多いと、それだけでバッテリーを大きく消費してしまうことになります。
電話やメールなど通知が必要なアプリを厳選し、その他のアプリでは通知をオフにしておくのがおすすめです。

ディスプレイを常に明るくしている

スマホでもっとも電力を消費する部分のひとつが、ディスプレイ。
ディスプレイの明るさを下げるだけでも、大きな節電効果を見込めます。
またスマホの種類によっては、外観をライトからダークへ変更できるものも。
ディスプレイや外観を変更するのも、節電としておすすめの方法です。

バッテリーが劣化している

スマホの充電がすぐになくなる大きな原因が、バッテリーの劣化。
スマホのバッテリーは、およそ2~3年で劣化することが多く、日頃の充電方法や使い方によってはもっと早く寿命を迎えてしまうこともあります。

スマホのバッテリー容量が80%未満になると、スマホにさまざまな不具合が生じます。
次の項目からは、バッテリーが劣化すると発生するトラブルについてご紹介していきましょう。

バッテリーが劣化すると起こること

バッテリーが劣化すると起こること

スマホのバッテリー劣化を放置すると、スマホにさまざまな不具合が発生します。
「まだ使えるから」とそのままにしておくと、取り返しのつかない事態に発展してしまう可能性も。
以下でご紹介する症状が表れたら、すみやかにバッテリーを交換するようにしてください。

充電がすぐになくなる

充電がすぐになくなるのは、バッテリーが劣化してきているサイン。
「それほど使用していなくても、モバイルバッテリーを使わないと1日持たない」というような場合は、バッテリーの交換を検討しましょう。

スマホの動作が重くなる

バッテリーが劣化してくると、スマホの動作が不安定になります。
「動作が遅い」「サクサク動かない」のは大きなストレスなので、1日も早くバッテリーを交換しましょう。

充電できなくなる

バッテリーの劣化が進むと、スマホを充電することができなくなるケースも。
充電できなくなるくらいまで劣化してしまうと、最悪の場合は修理ができなくなる可能性もあるため、こうなる前にバッテリーを交換するようにしてください。

突然電源が落ちる

突然電源が落ちるのも、バッテリーが劣化しているサイン。
スマホは今や生活や仕事に欠かせない必需品なので、突然電源が落ちてしまうととても困りますよね。
さらに、突然電源が落ちてしまったスマホはバッテリーの劣化が進みすぎていて、モバイルバッテリーを使っても充電できない可能性があります。
いざというときに使えないようなスマホは、まさに宝の持ち腐れというもの。
バッテリーの劣化は放置していても良いことはひとつもないため、これらの症状が表れる前に修理に出すことをおすすめします。

バッテリーが劣化したらスマホ修理王へ

「修理したいけど、時間がかかりそうで躊躇している」
「高額な修理料金がかかりそうで心配」
「データを初期化するのが面倒だ」

そんなときは、ぜひスマホ修理王にご相談ください。

第三者修理店であるスマホ修理王なら、メーカーやキャリアと比較してもメリットが盛りだくさん。
また、メーカーやキャリアではできない「部分修理」も、スマホ修理王なら状況に応じて対応することが可能です。

修理を依頼する手順

スマホ修理王では、店頭修理と郵送修理にご対応しています。

店頭修理なら、スマホ修理王の店舗に直接スマホをお持ち込みいただくだけでOK。
事前にお問い合わせいただけると、来店予定日まで部品のお取り置きができるためスムーズですが、部品の在庫さえあれば飛び込みでの修理も可能です。
部品の在庫は豊富にご用意していますので、飛び込みでのご来店でもすぐに対応可能です。
店舗の中で修理を行っているため、修理完了までにかかる時間は早い場合で数十分。
基本は即日で修理が完了するので、代替機を用意していただく必要はありません。

もしも来店ができない場合は、郵送修理がおすすめ。
現在は、往復送料無料キャンペーンも行っているので、ぜひご利用ください。

★詳しい修理の流れはコチラ

スマホ修理王はこんなお店です

私たちスマホ修理王は、国の厳しい基準をクリアしている「総務省登録修理業者」
スマホ修理業界のパイオニアで、修理実績は数十万代以上です。

■最短30分~、即日で修理が可能
■データはそのまま・削除せず修理
■ほとんどの店舗が駅から5分圏内
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このように、お客様にとってお得で安心のサービスを徹底。
「スマホの調子が悪い」というときはもちろん――
「ちょっと相談だけしてみたい」
「見積もりを見てから決めたい」
なども、もちろん大歓迎!

無料相談・見積もりだけでも承っているので、お困りの際はどうぞお気軽にご相談ください。

※故障内容によっては一部店舗でご対応できない場合があるので、まずはお電話・メールでご確認ください

スマホ修理王は満足度三冠達成!

この記事の監修者

株式会社フラッシュエージェント

取締役 大橋光昭

1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。

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