Galaxyも尿液晶や焼き付きは起こる？ 修理の判断可否を知ろう | Galaxy お役立ちコラム

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自分が持っているGalaxyのスマホ画面が「なんとなく黄色い」と感じたことはないでしょうか。それはもしかすると「尿液晶」という現象かもしれません。

尿液晶はスマホの設定変更などで解決することがあります。当記事では、Galaxy、その他Androidスマホ、iPhoneの尿液晶を解決する方法などをご紹介します。また画面の「焼き付き」についても解説しますのでご参考ください。

Galaxyスマホでも尿液晶は起こる？

全てのスマホで「尿液晶」が発生する可能性はあります。もちろん「Galaxy」も例外ではありません。そこで尿液晶の基本知識をお伝えします。

尿液晶は液晶が黄ばんで見える状態

「尿液晶」という言葉は「ニンテンドーDS Lite」というゲーム機が由来です。画面を覗く角度によって「黄色く」見えたことを「尿」にたとえた2ちゃんねる発祥の名称となります。

その後、スマホの画面でも同様の症状があると話題になり、特に症状が強く出ている画面を「尿液晶」と呼ぶようになったのです。

尿液晶は画面交換で改善する

実際に尿液晶の症状が見られたときは、スマホの設定で解消することが多いです。しかし、設定変更で改善が見られない場合は画面交換をすることで解消できます。

尿液晶が気になる場合は、携帯キャリアや街の修理屋さんの修理窓口に持参して相談してみましょう。

Androidスマホの尿液晶を解決する方法

ここではAndroidスマホの尿液晶を解決する方法をいくつか紹介します。すべて自分で実施できるものばかりですので、ぜひ試してみてください。

まずはホワイトバランスで調整

Galaxyシリーズを代表とするAndroidスマホの場合、まずは「ホワイトバランス機能の調整」で液晶画面の色味を変更してみましょう。ホワイトバランスは次の4ステップで調整します。

1. 設定
2. 画面設定
3. ホワイトバランスもしくはカラーモード
4. R・G・B調整

スマホの機種によってはホワイトバランスをカラーモードとするなど、名称が異なる場合もあるので注意しましょう。黄ばみを抑えるには「青み」を強調することをおすすめします。

ブルーライトカットのオフ

Androidスマホの画面が急に黄色くなった場合は「ブルーライトカット」が影響しているかもしれません。特に最新機種に搭載されている機能です。

ホーム画面の設定から「画面」もしくは「ディスプレイ」を選択すると「ブルーライトカット」の項目があります。この項目があればオフに切り替えてみてください。

なお、検索ブラウザに「Yahoo!ブラウザー」を利用している場合、アプリの機能でブルーライトカットされている場合があります。念のため、こちらもオフにした状態でスマホ側を設定しましょう。

iPhoneの尿液晶を解決する方法

Androidスマホだけでなく、iPhoneでも尿液晶の症状が見られることがあります。iPhoneの場合も設定変更で解消できることもあるので、今回紹介する対策法を試してみてください。

ブルーライトカットのオフ

2017年以降に販売されたiPhoneには「True Tone」という機能が追加されました。このTrue Toneが原因で画面が黄色く感じる場合があります。

True Toneは画面の明度や色味などを自動調整してくれます。デフォルト設定は「オン」になっているため、これを「オフ」にしてみてください。設定の流れは次の通りです。

1. 設定
2. 画面表示と明るさ
3. True Toneをオフ

コントロールセンターからオフにすることも可能です。

Night Shiftの設定をオフ

続いて「Night Shift」の設定もオフにしてみましょう。Night Shiftは、あらかじめ設定した就寝予定の時間が近づくと画面のブルーライトを自動で減少し、暖色系に変更してくれる機能のことです。

ブルーライトは睡眠の質や視力にも影響するといわれているため、すでに利用している方も多いのではないでしょうか。Night Shift機能をオフにする流れは次の通りです。

1. 設定
2. 画面表示と明るさ
3. Night Shift

カラーフィルターの色相を調整

カラーフィルターの色相調整で黄色を抑えることができます。カラーフィルターの設定手順は次の通りです。

1. 設定
2. 一般
3. アクセシビリティ
4. ディスプレイ調整
5. カラーフィルタ

5種類のフィルターのいずれかを選択します。このとき、グレイスケールは白黒設定なので選択肢には入りません。

• グレイスケール
• 赤/緑フィルタ
• 緑/赤フィルタ
• 青/黄フィルタ
• 色合い

スマホの画面の黄ばみを抑えるには「青/黄フィルタ」をオンにしてみてください。青を強調することで画面が白く感じる方が多いようです。

ホワイトポイントをオフ

画面が黄色く感じるのが「画面が暗いこと」も影響している場合があります。そこで白色の明度をあげるために「ホワイトポイントを下げる」の設定をオフにしましょう。

この設定はiOSのアップデート時に自動でオンとなっている場合があります。「ホワイトポイントを下げる」の設定変更は次の通りです。

1. 設定
2. 一般
3. アクセシビリティ
4. ディスプレイ調整
5. 「ホワイトポイントを下げる」

スライダーを調整して自分に合う明度に変更することも可能です。

Galaxyスマホなら焼き付きの可能性も

Galaxyを始め、サムスン製のスマホのほぼすべての画面で「有機ELディスプレイ」が使用されています。もし尿液晶を疑うスマホが有機ELディスプレイを使用している場合、「焼き付き」の可能性もあるでしょう。

焼き付きと尿液晶は別物なので、焼き付きについても理解しましょう。

焼き付きは前の画像が残って見える

「焼き付き」とは前の画像が残って見えることです。一般的な画面はその裏側からバックライトを当てて表示します。一方、有機ELの場合は画面上の素子が発光することで表示するのです。

この新たな技術の登場により、これまでの画面よりも高い輝度や精度を保ちながら、省電力で利用できるようになりました。その反面、同じ画像を長時間表示させたままにすると、その画像が残って見える「焼き付き」が発生するようになったのです。

焼き付きは素子の劣化が理由

焼き付きが発生する主な原因は「素子の劣化」です。有機ELディスプレイは、素子自体を発光させるという特徴もあり、発光時間が長くなると素子は劣化してしまいます。

劣化した結果、素子は「残像」となって焼き付いていくのです。また劣化の影響により白から黄色に変色していくこともあります。

尿液晶と焼き付きの修理はスマホ修理王へ依頼

ここまで、AndroidやiPhoneの液晶色が気になる場合の解決法などについて紹介しました。何となくスマホ画面が黄色いと感じた場合は、今回紹介した対処法を使ってスマホの設定を見直してみましょう。

それでも改善が見られない場合は「尿液晶」や「焼き付き」が原因の可能性があります。これらが原因の場合は、スマホの画面交換などの修理が必要となるでしょう。

そんな時はまずスマホ修理王へご相談ください。スマホ修理王では、スマホの「尿液晶」や「焼き付き」についてのトラブル修理を受け付けています。有機ELディスプレイの焼き付きはもちろんのこと「スマホ画面についての困り事」に柔軟に対応いたします。

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この記事の監修者

株式会社フラッシュエージェント

取締役　大橋光昭

1983年生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店の新規事業開発担当などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗（FC店舗含む）の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。

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