スマホの充電にはもちろん電気代がかかっており、消費電力を抑えることは節約につながります。しかし、消費電力の計算方法については意外にもあまり知られていません。
本記事では、スマホの消費電力に関する計算方法や電気代の目安、消費電力を抑える方法などを詳しく解説します。

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1回の充電でどれくらいの消費電力がかかっているのか気になる方も多いでしょう。スマホにおける電気代の計算方法は以下のとおりです。
- 「消費電力量(Wh)/1,000×料金単価(円/kWh)」
また、消費電力量(Wh)は次の式で求められます。
- 消費電力量(Wh)=電圧(V)×アンペア時(Ah)
ただし、スマホのバッテリー容量は放電容量(mAh)で表記されています。mAhの場合のWhの求め方は以下のとおりです。
- 消費電力量(Wh)=電圧(V)×アンペア時(Ah)/1,000
内蔵バッテリーの電圧は非公開であることも多く、電圧がわからない場合は代表数値である「3.7V〜4.3V」で計算すると良いでしょう。
充電方法別の電気代目安

充電方法別の電気代目安として、次の3つのケースについて紹介します。
- 付属の充電器で充電した場合
- モバイルバッテリーで充電した場合
- パソコンで充電した場合
いずれの場合も、スマホの電気代は「消費電力量(Wh)/1,000×料金単価(円/kWh)」で算出が可能です。あくまで目安の数字ですが、どれくらいの電気代がかかっているのかを見ていきましょう。
付属の充電器で充電した場合の電気代
充電器を使用した際の電気代は「0.4円程度」です。付属の充電器で充電した場合の電気代として、下記条件で計算してみましょう。
- バッテリー容量:3,110mAh
- 電圧:4.3V
- 料金単価:30円/kWh
計算式の「消費電力量(Wh)/1,000×料金単価(円/kWh)」に当てはめて算出します。
- 4.3V×3,110mAh/1,000=13.37Wh
- 13.37Wh/1,000=0.01337kWh
- 0.01337kWh×30円=0.4011円
近年、急速充電が普及しつつありますが、電力は増加するものの電気代に大きな違いはありません。
モバイルバッテリーで充電した場合の電気代
モバイルバッテリーで充電した場合の電気代は、1回あたり「0.6円程度」です。下記スペックのモバイルバッテリーであれば、スマホを3回ほどフル充電できます。
- バッテリー容量:4.3V
- 放電容量:13,800mAh
料金単価を「30円/kWh」と仮定して、上記スペックのモバイルバッテリーで充電した場合の電気代は次のように算出します。
- 消費電力:4.3V×13.8Ah(13,800mAh)=59.34Wh
- 59.34Wh/1,000W×30円=約1.8円
- 約1.8円/3回=約0.6円/回
パソコンで充電した場合の電気代
パソコンを使用した電気代は「0.4円程度」と、付属の充電器で充電した場合と同様です。パソコンで充電する際は、USBポートにケーブルを接続して充電します。
パソコンを介しての充電となるため、パソコンの消費電力は大きくなります。しかし、スマホの充電に必要な電力はコンセントから直接充電する場合と同じです。よって、必要な電気代自体は付属の充電器で充電した場合とあまり変わりません。
スマホのバッテリーの減りが早くなる3つの原因

スマホのバッテリーの減りがいつもより早くなったと感じた場合は、まず原因の切り分けが必要です。いくつか存在する原因の中でも、主に次の3つが考えられます。
- バッテリーの経年劣化
- アプリの干渉
- 端末設定の影響
それぞれの原因かどうかを正しく判断するためにも、ここでは原因ごとの症状や特徴について詳しくみていきましょう。
1.バッテリーの経年劣化
スマホのバッテリーの減りが早くなる原因に、バッテリー自体の経年劣化が考えられます。バッテリーの劣化状態は電池の最大容量で確認でき、電池残量が8割を下回った頃がバッテリー交換や機種変更の目安となります。
スマホに使用されているリチウムイオン電池の寿命は「2年程度」です。ただし、充電しながら動画を視聴したり、ゲームをしたりするとバッテリーが発熱し、劣化が早まっている可能性もあります。
また、充電完了後も充電し続けたり、小刻みに充電したりすることも劣化を早める原因となるため、注意が必要です。
2.アプリの干渉
バッテリーの急激な減りは、アプリが干渉している場合があります。例えば、地図や天気のアプリなどのように、位置や経路を常時取得しているアプリを起動しているとバッテリー消耗の原因につながります。
また、アプリ自体に不具合が生じている場合もスマホに負担がかかり、バッテリーを消耗しかねません。まずは、不要なアプリが起動していないかを確認してみてください。
3.端末設定の影響
端末自体の設定が影響し、バッテリーの減りが早くなっている可能性もあります。例えば、Wi-FiやBluetoothをオンにしたままだと、接続先を常時検索している状態であるため、バッテリーの消耗を早めます。
省電力モードへの切り替えスイッチがオフになっていたり、使用していない機能が起動していたりといった状態もバッテリーの大きな消耗につながりかねません。
スマホの消費電力を抑える7つの方法

スマホの消費電力を抑える方法として、次の7つが挙げられます。
- Wi-Fiをオフにする
- 温度差の激しい場所で使用しない
- 画面の明るさを抑える
- バックグラウンド動作をオフにする
- 不要なアプリを削除する
- 充電しながらの使用を控える
- バッテリーを交換する
このように、消費電力を抑える方法は多く存在します。前述のスマホのバッテリーの減りが早くなる原因も考慮し、1つずつ試してみてください。
1.Wi-Fiをオフにする
スマホを使用しないタイミングでは、Wi-Fiをオフにしておきましょう。Wi-Fiを接続できる環境にない状態でWi-Fiをオンにしておくと、Wi-Fiスポットを探すためにバッテリーを消耗します。
また、BluetoothもWi-Fiと同様に使用しないタイミングでは設定をオフにしておくことをおすすめします。
2.温度差の激しい場所で使用しない
温度差の激しい場所での使用は消費電力が大きくなるため注意が必要です。バッテリーは極度の暑さや寒さに弱く、これらの場所で使用すると性能が低下し、バッテリーを消耗します。
例えば、夏場であれば、直射日光が当たる場所での使用や車内への置き忘れなどが挙げられるでしょう。また、冬場であれば外仕事や雪山での使用などが該当します。バッテリーの劣化を防ぐためにも、これらの場所での使用は極力避けましょう。
3.画面の明るさを抑える
画面の明るさを抑えるのも、消費電力を抑える1つの手段です。スマホの画面が明るすぎるとバッテリーの消耗が激しくなります。
使用に支障のない範囲で画面を暗くするだけでも、電力消費を抑えられます。画面の明るさを抑えるという点では、標準の白い背景を黒に置き換えるダークモードの設定もおすすめです。
ダークモードを適用すれば使用アプリの画面も暗めに設定でき、より消費電力を抑えられます。
4.バックグラウンド動作をオフにする
バックグラウンドで動作しているアプリは常時通信しているため、バッテリー消耗の原因となります。よって、バックグラウンド動作をオフにし、アプリを完全終了させるのも効果的です。
ただし、iOSのバージョンによってはアプリの立ち上げ時にエネルギーを消耗するため、かえってバッテリーに負荷がかかるケースもあります。そのため、すべてのバックグラウンド動作をオフにするのではなく、使用頻度の高いアプリはバックグラウンドで起動しておき、使用頻度の低いアプリをオフにするといった工夫がおすすめです。
5.不要なアプリを削除する
不要なアプリがあると容量の圧迫だけでなく、バッテリーの無駄な消費を招きます。定期的に不要なアプリがないかを確認し、該当するものがあれば削除しましょう。
また、Androidの場合は天気などの不要なウィジェットもバッテリー消費を招きかねません。普段から使用していない場合は、あわせて削除することをおすすめします。
6.充電しながらの使用を控える
充電しながらのスマホ使用は熱の発生を引き起こし、バッテリーの劣化を促進させます。スマホを使う時は、必ず充電器から外しましょう。
また、短時間で充電できる急速充電タイプのモバイルバッテリーもバッテリーへの負荷が大きいため注意が必要です。普段は通常ケーブルを使用し、外出時はモバイルバッテリーを使用するといった使い分けをおすすめします。
7.バッテリーを交換する
これまで紹介した方法を試してもバッテリーの消耗が改善しない場合は、バッテリーの劣化が進行しているかもしれません。普段の使用にも差し支えるレベルでバッテリー消耗がひどい場合は、バッテリー自体の交換も1つの方法です。
ただし、現在のスマホは自分でバッテリーを交換しにくい仕様になっています。交換の際は、キャリアのサポートや修理ショップなどへの依頼をおすすめします。
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スマホのバッテリーの減りが早くなる原因は「バッテリーの経年劣化」「アプリの干渉」「端末設定の影響」があります。特にスマホを購入してから1年程度しか経過していない場合は、アプリや端末設定が影響しているケースが多いでしょう。
「Wi-Fiをオフにする」「温度差の激しい場所で使用しない」「画面の明るさを抑える」といった方法で、まずは対策を施してみてください。ただし、バッテリーの劣化が進行している場合はバッテリーの交換を検討しなければなりません。
スマホ修理王であれば、当日持ち込みの場合でもスマホのデータはそのままに、即日修理が行えます。見積りのみのご依頼にも問題なく対応しておりますので、バッテリー交換を検討している方は、ぜひスマホ修理王にご相談ください。
※機種や症状により一部店舗ではご対応できない場合があります。予めご了承ください
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修理のご相談・ご依頼はこちらこの記事の監修者
1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。

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