スマホがなぜか低速充電になる…。4つの原因と解除方法について | お役立ちコラム

「特になにもしていないのに、最近なんだか満充電になるまで時間がかかるけど、いったいなぜなの？」
スマホを充電する際、そんな疑問を感じたことがある方、結構いるのではないでしょうか。
本記事では、スマホが低速充電になる原因や、その対処法について解説します。
「最近妙に充電に時間がかかる」とヤキモキしている方は、ぜひこの記事をお役立てください。

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★低速充電とは
「なんだか妙に満充電まで時間がかかっている気がする」という経験はありませんか？
低速充電は、充電しているスマホの充電速度が、通常よりも著しく遅くなっている状態のことを指します。

iPhone・Androidスマホが低速充電になってしまう主な原因は、下記の4つ。

• 充電のやり方・環境に問題がある
• 端末本体にトラブルがある
• ながら充電をしている
• スマホの設定や充電残量の問題

次項で一つひとつ解説していきます。

充電のやり方や環境に問題があり、低速充電になってしまっているケースがあります。

★使用しているACアダプターやケーブルに問題がある場合
昨今、スマホに付属しているACアダプターやケーブルは急速充電対応のものがほとんどです。
そのため、急速充電に対応していないACアダプターやケーブルを使用すると「あれ、なんか充電にすごく時間がかかるな」と感じる場合があります。
また、純正品ではなく比較的安価なケーブル・アダプターの場合、電力供給が満足にできず、充電に時間を要することがあります。

★PC・車のUSBポートを使用している場合
このケースも低速充電になってしまう原因となります。
パソコンでの充電も車での充電も、ACアダプターなどを使用する充電方法よりも、供給電力が少ないことが低速充電になってしまう要因です。
ACアダプターなどで充電することができない状況にある時は、モバイルバッテリーを使った方が、充電にかかる時間を節約できます。

充電のやり方や環境を万全にしても、低速充電になってしまうこともあります。
例えば、端末本体に問題がある場合。

★バッテリーに不具合があるケース
スマホ本体の使用年数が長いと、バッテリーの最大容量が低くなっている可能性があります。
ただし、端末本体の判断によって、自動的に低速充電に切り替えるケースもあるので、一度使用しているスマホのバッテリーの最大容量を確認してみましょう。

★スマホ本体の熱暴走が原因のケース
動画の視聴やゲームなど、スマホを長時間使用していると、端末本体が熱くなってしまうことがありますよね。この熱によって不具合が起こることが多々あります。
熱暴走が起きている時に充電することは、スマホ本体に更に負荷をかけてしまうことになるんです。
熱暴走が起きている時は、熱が冷めるまでは充電しない方がスマホにかかる負荷を減らせますよ。

常日頃、スマホを肌身離さず利用していると「スマホをいじっていないと不安。時間の潰し方がわからない」と感じる方もいるかもしれません。不安感や暇つぶしのために、充電しながら動画を見たり、ゲームを楽しんだりするケースもあると思います。

しかし、この「ながら充電」はスマホにかかる負荷がとっても大きいんです。
端末本体にかかる負荷が大きいために、充電速度が低速になってしまっている可能性は否めません。バッテリー劣化の面から見ても「ながら充電」はやめたほうがベター。充電中はスマホ操作をやめて、放っておきましょう。

★Androidスマホの場合
充電中、バッテリー残量表示の横に「低速充電中」と表示されることがあります。
この状態になった場合、端末本体になんらかのトラブルが発生していることが考えられるので、一度設定画面で「バッテリーセーバー」の確認をしてみましょう。
「バッテリーセーバー」のオン・オフの切り替えをすると、改善する場合があります。その他にも「Wi-Fiの接続を一旦オフにしてみる」「使用中のアプリを終了させる」等の対応をしてみてください。
これらの方法で「低速充電中」が改善されない場合は、スマホの再起動をしてみると改善するケースがあります。

★iPhoneの場合
充電が80%まで進み、それ以降低速充電になるケースも。
これは、iOS13以降に完備された「バッテリー充電の最適化」によって起こるシステム上の動きです。
バッテリーにかかる負荷を抑えるために考案されたもので、iPhoneがスマホの使用状況を自ら学習し、80%までは急速充電を行い、それ以降はiPhone使用開始時間と思われるタイミングまでに100%になるよう、低速充電する設定になっています。
非常に優秀なiPhoneですが、急いで充電したい場合は、気になるシステムかもしれません。

「設定」＞「バッテリー」＞「バッテリーの状態と充電」＞「バッテリー充電の最適化」

上記の手順で、最適化機能の有効・無効が可能です。

iPhone・Androidスマホの低速充電を解除する方法は3つ。

• アダプタやケーブルの交換
• 端末にかかる負荷を減らす
• スマホを再起動する

次項でその詳細を解説します。

低速充電の解除方法として、効果が高いのはバッテリー充電の機器の交換です。
バッテリー充電の機器、アダプターやケーブルを交換してみると改善するケースが非常に高いんです。

長年使っているアダプターやケーブルは、見た目こそ昔と変わっていなくても、性能が落ちている場合がほとんど。機器の劣化により、高速充電ができなくなっていることがあるため、長期間にわたって使用している充電機器であれば、交換を検討してみましょう。

バッテリー残量に問題があり、低速充電になっている可能性が高いのであれば、スマホ本体にかかる負荷を減らしましょう。
ながら充電をしたり、室温が異様に高い・低い場所で充電をしたりする場合は、スマホ本体に大きな負荷がかかってしまいます。

スマホを使用している環境・使用の仕方を今一度よく確認してから充電をすれば、低速充電が改善されることがありますよ。

iPhoneでもAndroidでもスマホのトラブルで、まず手軽に試せる対処法は再起動です。
フリーズしてしまったり、動きがモサモサと重たくなったしまったりした場合に、再起動を実行する方は多いと思います。

低速充電を解除する場合も、ぜひ再起動を試してみてください。
再起動すれば低速充電が解除される可能性は高いです。

「純正の部品を使う正規店がやっぱり安心！」という方は、Appleの正規店に修理を依頼しましょう。
修理期間は短くはありませんが、故障を直す際、純正の部品を使用し、Apple製品に関する修理技術を持ったスタッフが万全の体制で修理に対応してくれます。

現在使用しているスマホを契約しているキャリアショップに依頼するのもオススメ。まずは、各キャリアショップの公式サイトをチェックする等して、相談内容を確認して修理を依頼しましょう。

「なるべく修理期間を短くしたいし、費用も抑えたい」
そういった方には、第三者修理店が最適です。
民間の修理業者の多くは、短時間・短期間・費用抑えめで修理を承っています。

家事や育児、仕事などで、日々忙しく動き回っている方にとって最良と言える修理先かもしれません。また、生活必需品がじわじわ値上げされている今、スマホにかかる費用はどういった理由であれ、安価に済ませたいもの。その場合も、やっぱり民間の修理業者がうってつけです。

尚、第三者修理店を選ぶ際は《総務省登録修理業者》として登録されているショップを選ぶようにしてください。
中にはこの登録なしで修理依頼を受けているショップも少なくありません。修理内容がずさんだったり、価格設定があやしかったり。悪質な業者もあるため注意が必要です。

本記事では、iPhone・Androidスマホが低速充電になってしまう原因やその対処法、低速充電が解除されない際の修理先について解説してきました。
日常生活に欠かせないアイテムであるスマホが、スムーズにサクサク使用できないとストレスが溜まってしまいますよね。
低速充電にモヤモヤしている方は、この記事で紹介した対処法をぜひ試してみてください。改善しないようであれば、ご自身に合った修理先を探して修理に出してみてくださいね。

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