夏に急増？！バッテリー膨張の危険性とXperia XZ1 Compactの修理事例のご紹介 | Xperia Xperia XZ1 Compact 修理実績

Xperia XZ1 Compactの修理依頼先ごとのメリットデメリット

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では、実際に映像表示に問題が出てしまったXperia XZ1 Compactのバッテリー交換風景をご覧いただきましょう。

修理前の状態

こちらは修理前の状態です。

背面が押し上げられ、中心部分に歪みや本体左下に亀裂が入っています。

金属製のフレームが割れるほどのバッテリー膨張は稀ではございますが、このまま放置していると背面の割れだけではなく、内部基板やその他機能に問題を引き起こしてしまう恐れがあり、非常に危険な状態です。

画面を取り外した状態

Xperia XZ1 Compactは分解の際に画面を取り外す工程があります。

画面は左右ともに1㎜程の幅しかないため、分解する際に液晶を傷つけないように丁寧に作業していきます。

画面が分解できたら次は銀色のプレートを外す作業です。

今回はバッテリー膨張の影響でネジが複数本外れている状態でした。

こういった外れたネジが干渉し画面を傷つけたりすることもあるため、バッテリー膨張がいかに危険かがわかります。

分解を行った状態

こちらの写真は基板が見える状態にしているところです。正面から見て右上にバッテリーコネクタが接続されています。

元のバッテリーコネクタを外し、新しいバッテリーの仮り付けをしていくと新しいバッテリーの動作確認ができます。

この時、問題がなければ元のバッテリーを取り外す作業に移ります。

基板を取り外した状態

Xperia XZ1 Compactは構造的に基板の下にバッテリーが搭載されています。

そのため、バッテリーが膨張することにより基板を圧迫・変形させてしまい、不具合を起こしてしまうことがあります。

基板は複数個所ネジで留めてあるため、分解時に無理な力が加わらないように慎重にネジを外していきます。

基板上のネジが取り外せたら基板を外していく作業に移ります。

基板の裏側にバッテリーが取り付けてあります。

バッテリーは粘着で強力に止まっているため、温めながら基板を傷つけないように丁寧に外していきます。

バッテリーを新しいものに取り付けたら組み上げていきます。

取り外したバッテリーの状態

こちらが正常なバッテリー（画像左）と取り外したバッテリー（画像右）です。

かなり内部にガスが溜まり、膨らんでしまっていることが確認できます。

バッテリー膨張はこれだけ膨らむことがあるため、本体にかなり負担がかかることもお分かりいただけるのではないでしょうか。

最終動作チェックについて

スマホ修理王では、修理を行う際に『修理前』と『修理中』『修理後』の3回に分けて細かい動作確認を行っております。

修理が完了して、修理前に使えていた機能が使えなくなっていないかをしっかりと確認することでお客様にご返却する際にもご安心いただいています。

動作チェックは下記の内容を主に確認してきます。

以上に問題がなければお返しができます。

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本日はXperia XZ1 Compactの液晶の交換修理をご紹介しました。

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