【基板が壊れる!?】電源が入らないiPhoneのメイン基板を修理 | iPhone iPhone 6s 修理実績

スマホ修理王（iPhone修理）です。

弊社にはよくメイン基板が壊れたiPhoneが修理として運び込まれてきます。

「基板が壊れるとは？？」

と疑問に思われる方もおられると思いますが、全ての電子機器には基板と言われる動作するために必要な部品が密集したボードが入っています。マザーボードと呼ばれることもあります。

この”基板”と言われる物が精密機器の“心臓”みたいなものです。

この心臓（基板）が何らかの原因によって故障してしまうと起動が出来なくなったりしてしまいます。

この基板の修理は非常に高度な修理技術が必要であり、単なるパーツ交換とはレベルが違います。

スマホ修理王では基板修理の技術に非常に長けており、他店で修理できなかった端末が持ち運ばれるほどです。

今回は「なぜiPhoneの基板が壊れるのか？」、「iPhoneの基板修理をする工程」をご紹介していきます。

●この記事で分かること
・iPhoneの基板が壊れる理由
・iPhoneの基板を修理する過程を紹介
・なぜ基板修理でデータが消えないのか？
・まとめ

iPhoneの基板が壊れる理由

iPhone基板が壊れる理由は様々です。

壊れる原因として多い理由順に紹介をしていきます。

iPhoneの基板が自然故障

なんと自然故障が一番多いです。

・朝起きたら急に電源が入らなくなっていた
・ゲームをしていたら突然電源が入らなくなっていた
・充電していたら突然

などなど気づかぬ内に電源が入らなくなってしまうことが殆どです。

厳密に言うと自然故障では無いのですが、経年劣化や日々使用している時の衝撃などの積み重ねで壊れてしまいます。

昨日の夜まで使えていたのに次の日の朝に使えなくなるのは結構焦ると思いますが、こういったパターンが多いのも現実です。

iPhoneを水没させて基板がショート

これも夏場は非常に多いですね。

水没の修理は弊社でも他社でも行っている所が多いです。

水没修理で直れば万々歳ですが、残念ながら全ての端末が水没処置だけでは直りません。

水没後に充電器を挿してしまったり、電源を入れてしまったりすると中が水没している状況で電気が通るので部品がショートして壊れてしまいます。

部品がショートすると回路が働かなくなるので基板の修理が必要になってきます。

普通の修理店ではそこで終わりですが、弊社ではその後の基板の修理もご提案が可能です。

iPhoneを落下させて基板が壊れる

意外と落下による基板故障が一番少ないです。

やはりスマートフォン構造上、基板が守られる構造になっているので落下には非常に強いです。

しかし、落下による基板破損も全然あります。

このように基板の故障の中にも原因が様々にあります。

お客様が来店された際は状況を詳しくヒアリングさせて頂き、おおよその故障箇所の把握ができるようにさせて頂きます。

iPhoneの基板を修理する過程を紹介

では早速実際にiPhoneの基板を修理する過程をご紹介していきます。

今回修理するのはiPhone6Sでゲームをしていると突然起動がしなくなったと問い合わせを頂いたので、ご来店頂きまずはバッテリー交換等を試したましたが、残念ながら起動が出来なかったので基板修理に移行となりました。
＊バッテリー交換で直る場合も多いので、この時点で修理が完了する場合もあります。

預かった時点での端末の電流値は0Aと全く電気が通っていない状態でした。

分解してメイン基板を取り外していきます。

ここから基板についているシールド類を取り外していきます。

ここからこの無数に付いている部品を順番にチェックしていきます。

ここから故障箇所を見つけ出すのはかなり根気と技術がいる作業です。

この作業を見ると全国でも基板修理をしているお店が少ない理由が分かります。

顕微鏡を覗きながら検査をしていきます。

検査にはテスターを使用して1つ1つ部品をチェックします。

ショートしている回路を順番にチェックしていきます。

簡単に見つかれば良いですが、なかなか見つからない時も多いです。

ショートしている回路を部品が見つかれば交換をしていきます。

この小さい部品が壊れてました。

こんな1つの小さい部品で起動が出来なくなるなんて不思議ですよね…

ここから1度組み立て起動を確認してみます。

無事起動が出来るようになり、電流値も正常値に戻りました。

これで端末内のデータが全て取れるようになりました。

お客様もまさか直るとは思ってなかったらしく、本当に直って凄く感動して頂きました。

なぜ基板修理でデータが消えないのか？

「メーカーやキャリアで基板交換と言われてデータが消えると言われた」

と問い合わせをよく頂きますが、基板”交換”と基板”修理”は意味が違います。

基板交換は中の記憶域のメモリなどもごっそり変わってしまうので、データも全て消えてしまいます。

しかし、基板修理はデータが入った基板をそのまま修理するのでデータを維持したまま修理が可能なのです。

もし、中のデータがどうしても必要な場合は”基板修理”をオススメします。

直った場合の費用と直らなかった場合の費用は？

基板修理で直った場合の費用は機種にもよりますが、20,000円〜30,000円（税抜）となっています。

期間は他の修理のように壊れている箇所が分かっていてそれを交換するだけでは無く、壊れている回路や部品を詳しく検査しないと行けないので、数日〜1週間程頂いております。

そして基板修理をすれば正直な所、全てが全て直る訳では無く交換できないチップやショート箇所が多数（複雑）だった場合は残念ながら修理不可でご返却させて頂くこともあります。

その場合は作業費の5,000円（税抜）のみとなります。20,000円〜30,000円（税抜）が修理不可でも発生することは無いので、そこはご安心下さい。

まとめ

如何でしたでしょうか？

「iPhoneが突然起動しなくなってしまった」、「落下してから起動ができなくなった」「他店でバッテリー交換をしたが基板が壊れていると言われた」

などなどデータを諦めてしまうような内容でもスマホ修理王にお任せ頂ければ壊れた基板を修復してデータを取り出せるようになるかもしれません。

データを諦めるその前にまずはお気軽にお問い合わせ下さい。

店頭に来れない方は郵送修理も承っていますので、近くにスマホ修理王がない場合でもご依頼が可能です。

外出&来店不要・最短3日！スマホ修理王「郵送修理サービス」の使い方

基板の故障はiPhone以外でも結構あります。

スマホ修理王ではiPhone以外にも様々な機種の修理がご対応可能です。

スマホ修理王対応機種

基板修理以外にも様々な故障内容に対応してるのもスマホ修理王の強みです。

スマホ修理王症状対応一覧

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