データ復旧と一口に言っても、原因や症状によって、次のような3つに大きく分かれます。
1.システム的なデータ復旧
2.物理破損のデータ復旧
3.基板破損のデータ復旧

ここでは「3.基板破損のデータ復旧」について説明します。

基板破損のデータ復旧の概要

基板破損のデータ復旧は、端末の基板(人間で言うと脳に当たる)に故障や破損があり、データへのアクセスができない場合の復旧をいいます。
以下のようなケースのデータ復旧がこれに当たります。

復旧できる可能性があるケース

  • ある日突然全電源が入らなくなったので、修理屋に修理を頼んだが、「バッテリー交換をしても直らない」と言われた
  • 自分で修理していた際に、誤って工具で基板のチップを傷つけてしまった
  • スマホの画面交換をしたところ、割れパネルの時には点いていたバックライトが点かなくなってしまった
  • iPadの画面交換をしたところ、タッチが異常反応するようになってしまった
  • 水没して電源が入らないまま何日間も放置していた端末を修理屋に持って行ったら、「腐食がひどくて直すのは無理」と言われた
  • 画面割れで修理屋に頼んだら、リンゴループになってしまった
  • XPERIAなどのUSBコネクター(基板に付いてるタイプ)を交換したい
  • SIMスロットを交換したい

復旧できないことが明らかなケース

  • 基板が折れていたり、燃えていたりしている場合

基板破損のデータ復旧の作業

基板破損のデータ復旧では、症状の原因になっていると推測される基板に取り付けられているチップをチェックしていきます。
画面割れのように「ここが壊れている」ということが外観でわかりにくいため、非常に困難で、経験がものをいうアプローチです。
なお、この作業は、基板の損傷状態や箇所によって異なるため、お預かりする端末ごとに納期が変動します。

基板破損のデータ復旧の成功確率

作業の過程で不良箇所が早々に特定できる場合もありますが、上記のような理由から、最終的に問題を特定できず、復旧できない場合もあります。
実際、案件の30%程度は、復旧できません。
また、仮に復旧できたとしても機能の一部が不全の状態で復旧されることもあります。

こういった、基板破損のデータ復旧の特徴をご理解いただけましたら、お問い合わせの上、ご依頼ください。